飲み水ができるまで(ゆめが丘浄水場)
- [公開日:2017年3月31日]
- [更新日:2017年3月31日]
- ID:2993
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あしあと
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飲み水ができるまでについて掲載しています。
川や井戸から取り入れた水は、そのままでは飲めません。浄水場(じょうすいじょう)では、水をきれいにして、みんなが安心して飲める水をつくっています。
取水口は、川の水(木津川の水)を取り入れる施設です。
川から取り入れられたばかりの水は、砂や大きなごみがまじっています。沈砂池ではそのような砂や大きなごみをとりのぞきます。写真の奥に見える青い機械が除塵機(じょじんき)で、大きなゴミがとりのぞかれます。
導水ポンプ場では、導水ポンプによって約6キロメートル離れた、ゆめが丘浄水場へ水を送り届けます。
導水ポンプ場から送られた水は、まず着水井に入ってきます。
ゆめが丘浄水場では、粉状の活性炭をいれて水の処理をしています(高度浄水処理)。活性炭は、水の中にある臭いのモトを吸い取ります。入れられた活性炭は、他のにごりと一緒に沈めてとりのぞきます。
水のにごりを取り除くPAC(パック)とよばれる薬品を入れ、水と薬品をすばやくかき混ぜるのが急速かくはん装置です。
ここでは、水の中を大きなハネがまわっており、薬品を入れたあと、ここでゆっくりかき混ぜることによって、薬品で固められた泥などのにごりはフロックと呼ばれる、より沈みやすい大きな固まりになります。
ゆっくりと水を流すことで、フロックは重みで下に沈んでいきます。入口では底が見えないにごりであっても、出口のあたりではすっきりと澄んだ状態になります。
沈でん池で取り除くことのできなかった、目に見えないようなゴミなどを砂の層を通して取り除きます。
飲めるようになった水をためておくところです。
使う水の量に合わせてポンプで水を配水池へ送ります。
ゆめが丘浄水場の中央監視室では、コンピュータによって、伊賀市にある水道の施設と水の状況を集中管理しています。
遠く離れた施設で、異常や故障が発生した場合でも、遠方監視操作装置によりいち速く対応できます。皆さんの家庭へ安全な水を安定的に供給するため、24時間体制で監視をしています。
浄水処理に使う薬剤を貯蔵し、的確な量を送り出す機器類があります。
停電した場合でも自家発電装置を使い、水を供給することができます。
伊賀市役所上下水道部水道施設課
電話: 0595-24-3980
ファックス: 0595-24-0006
電話番号のかけ間違いにご注意ください!