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あしあと

    飲み水ができるまで(ゆめが丘浄水場)

    • [公開日:2017年3月31日]
    • [更新日:2017年3月31日]
    • ID:2993

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    飲み水ができるまでについて掲載しています。

    飲み水ができるまで

    川や井戸から取り入れた水は、そのままでは飲めません。浄水場(じょうすいじょう)では、水をきれいにして、みんなが安心して飲める水をつくっています。

    1.取水口(しゅすいこう)

    しゅすいこうのイメージ

    取水口は、川の水(木津川の水)を取り入れる施設です。

    2.沈砂池(ちんさち)

    沈砂池のイメージ

    川から取り入れられたばかりの水は、砂や大きなごみがまじっています。沈砂池ではそのような砂や大きなごみをとりのぞきます。写真の奥に見える青い機械が除塵機(じょじんき)で、大きなゴミがとりのぞかれます。

    3.導水ポンプ場(どうすいポンプじょう)

    導水ポンプ場イメージ

    導水ポンプ場では、導水ポンプによって約6キロメートル離れた、ゆめが丘浄水場へ水を送り届けます。

    4.着水井(ちゃくすいせい)

    着水井のイメージ

    導水ポンプ場から送られた水は、まず着水井に入ってきます。

    5.活性炭(かっせいたん)の注入

    ゆめが丘浄水場では、粉状の活性炭をいれて水の処理をしています(高度浄水処理)。活性炭は、水の中にある臭いのモトを吸い取ります。入れられた活性炭は、他のにごりと一緒に沈めてとりのぞきます。

    6.急速かくはん装置

    水のにごりを取り除くPAC(パック)とよばれる薬品を入れ、水と薬品をすばやくかき混ぜるのが急速かくはん装置です。

    7.フロック形成池

    ここでは、水の中を大きなハネがまわっており、薬品を入れたあと、ここでゆっくりかき混ぜることによって、薬品で固められた泥などのにごりはフロックと呼ばれる、より沈みやすい大きな固まりになります。

    8.沈でん池

    ゆっくりと水を流すことで、フロックは重みで下に沈んでいきます。入口では底が見えないにごりであっても、出口のあたりではすっきりと澄んだ状態になります。

    9.急速ろ過池(きゅうそくろかち)

    ろ過池のイメージ

    沈でん池で取り除くことのできなかった、目に見えないようなゴミなどを砂の層を通して取り除きます。

    10.浄水池(じょうすいち)

    飲めるようになった水をためておくところです。

    11.送水ポンプ室

    送水ポンプ室のイメージ

    使う水の量に合わせてポンプで水を配水池へ送ります。

    12.中央監視室(ちゅうおうかんししつ)

    ゆめが丘浄水場の中央監視室では、コンピュータによって、伊賀市にある水道の施設と水の状況を集中管理しています。
    遠く離れた施設で、異常や故障が発生した場合でも、遠方監視操作装置によりいち速く対応できます。皆さんの家庭へ安全な水を安定的に供給するため、24時間体制で監視をしています。

    12.薬品注入室

    浄水処理に使う薬剤を貯蔵し、的確な量を送り出す機器類があります。

    13.発電機室

    停電した場合でも自家発電装置を使い、水を供給することができます。