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あしあと

    給水栓水質現況

    • [公開日:2023年8月14日]
    • [更新日:2024年4月8日]
    • ID:4996

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     本市では、水道水が水質基準に適合しているかを水質検査により確認し、水源から蛇口に至るまでの水質管理を行うとともに、常に原水水質の動向を把握して、異常時にも迅速に対応できるよう努めています。

     また、お客さまに口にしていただく水道水の水質を公表して、常に見える化するよう努めてまいります。

     ここでは、市内各浄水場の主要採水地点における給水栓(蛇口からの水)水質検査結果のうち6項目についてグラフとしてご覧いただけるようにしました。

     

    おいしい水とは

     おいしい水といっても人それぞれの好みがありますが、 1985年に厚生省(現厚生労働省)の発案でつくられた 「おいしい水研究会」によると、 おいしい水の要件として以下の7項目がまとめられています。

    おいしい水の要件

    項目

     範囲味に与える影響

     蒸発残留物

      30~200mg/L 主にミネラルの含有量を示しています。量が多いと苦味、渋みが増し、適度に含まれるとこくのあるまろやかな味がします。
    硬度10~100mg/L ミネラルのなかで量的に多いカルシウムとマグネシウムの含有量を示しています。硬度の低い水はくせがなく、高いと好き嫌いがでます。カルシウムに比べてマグネシウムの多い水は苦味を増します。
    遊離炭酸 3~30mg/L 溶け込んでいる炭酸分の量を示します。水にさわやかな味を与えるが、多いと刺激が強くなります。
    有機物量

     1.5mg/L以下

    (換算値)

     有機物量を示します。多いと渋味をつけ、多量に含まれると塩素の消費量に影響して水の味を損ないます。
     臭気度3以下水源の状況により、さまざまなにおいがつくと不快な味がします。
    残留塩素 0.4mg/L以下 水にカルキ臭を与え、濃度が高いと水の味をまずくします。

    水温

     最高20℃以下夏に水温が高くなると、あまりおいしくないと感じられます。冷やすことにより、おいしく飲めます。一般的に15℃程度が適温と言われています。

     本市の水道水は、「おいしい水」の水質要件7項目のうち5項目を測定しており、概ね要件を満たしていますが、河川の状況の変化に伴い有機物が増加の傾向を示しています。。水道水は、お住まいの近くの配水池を介して、水道管を通って皆さまのもとへと届けられます。残留塩素については、その間に消毒効果が失われないようにあらかじめ高めに設定しているため、月別で見るとやや高い値になっている地点もありますが、おいしい水の範囲の値に近づけるよう努めてまいります。

     水道水を10分程度沸騰して頂ければ、残留塩素、トリハロメタンともに除去できます。さらに、冷蔵庫で約15℃に冷やせば、おいしく水道水を召し上がっていただけます。

    給水栓水質現況(PDF)