ユニバーサルデザイン
- [公開日:2021年12月10日]
- [更新日:2021年12月10日]
- ID:5412
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あしあと
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「ユニバーサル」とは、「すべてに共通の」という意味で、「ユニバーサルデザイン」を日本語に言いかえると、「すべての人のためのデザイン」「みんなにやさしいデザイン」という意味になります。
英語では、「Universal(普遍的な、万能の)」と「Design(設計、デザイン)」となり、この頭文字をとって「UD(ユーディー)」と呼ばれることもあります。
年齢や性別、障がいの有る無しに関係なく、多様なニーズを考慮し、最初からできるだけ多くの人が利用しやすく、暮らしやすい社会となるよう、「サービス」や「ものづくり」を設計するという考え方です。
ユニバーサルデザインという言葉や考え方は、1980年代にノースカロライナ州立大学(アメリカ合衆国)のロナルド・メイス氏によって明確にされ、7つの原則が提唱されています。
(1) 誰にでも公平にできること [公平性]
(2) 使う上で自由度が高いこと [自由度・柔軟性]
(3) 使い方が簡単ですぐわかること [単純性]
(4) 必要な情報がすぐに理解できること [わかりやすさ]
(5) うっかりミスや危険につながらないデザインであること [安全性]
(6) 無理な姿勢を取ることなく、少ない力でも楽に使用できること [省体力]
(7) アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること [スペースの確保]
伊賀市では、ユニバーサルデザインのまちづくりを進めており、わかりやすさ、利用しやすさに配慮したトイレ、公共施設、駐車場、公園などを整備しています。
ユニバーサルデザインの考え方を理解し、事務を行う上で、その理念や考え方を活かせるよう、市職員ならびに社会福祉法人職員を対象に研修会を実施しています。
チェックシートを使って、ユニバーサルデザインの理念がどれだけ職員に浸透しているかを調査し、その後の取り組み内容に反映しています。
ユニバーサルデザインの視点から、来庁者の方が気持ち良く庁舎をご利用いただけるよう、市民の意見を収集、把握し、庁舎環境や窓口サービスの向上を目指し、令和2年度から実施しています。
・ 「庁舎のユニバーサルデザインにかかる市民アンケート結果はこちら(別ウインドウで開く)」
ユニバーサルデザインの理念の普及と啓発のため、パネル展示を本庁1階市民スペースで実施しています。
さまざまな人の立場に立って、視点を変え、暮らしを見直してみませんか。
例えば、
・ 電車やバスでは、高齢者や妊娠している人に席を譲る。
・ 重い荷物を持っている人を助ける。
・ 点字ブロックの上に自転車やモノを置かない。
など、みなさんの思いやりから、みんながやさしい気持ちになれるまちづくりをすすめていきませんか。
◆三重県ホームページ
・ 「ユニバーサルデザインのまちづくり(別ウインドウで開く)」
・ 「三重県ユニバーサルデザインのまちづくり推進計画(別ウインドウで開く)」
◆内閣府ホームページ
・ 「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進(別ウインドウで開く)」
◆外務省ホームページ
伊賀市役所健康福祉部医療福祉政策課
電話: 0595-22-9708
ファックス: 0595-22-9673
電話番号のかけ間違いにご注意ください!