第41回伊賀市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

日時：2022（令和4）年2月10日（木）　午後5時30分～
場所：伊賀市役所本庁舎　4階　庁議室

健康福祉部長
新型コロナウイルス感染症の県内発生状況等について【資料1】により説明
あわせて、伊賀市の発生状況等について説明（昨日時点での年齢別患者発生状況は、20歳未満22.8%、20代14.3%、30代16.3%、40代13.6%、50代9.7%、60代6.6%、70歳以上16.7%となっており、県全体の発生率と似通った状況です。伊賀市でも高齢者施設で集団感染が発生している状況から70歳以上の感染者が増加しています。感染経路として県内と同様に家庭内感染の割合が増加しています。ワクチン接種を2回接種されている方でも県内感染者全体の60.4％を占めており、伊賀市も3回目のワクチン接種を進めています。入院等の状況ですが、伊賀市内でも多くの方が自宅療養しています。）

期間　令和4年1月21日～令和4年3月6日まで

危機管理監
「三重県まん延防止等重点措置」の一部変更等について【資料2】【資料3】【資料4】により説明

教育長
伊賀市の小中学校の状況について説明
1月11日の3学期開始から本日までの間に、小学校8校、中学校1校の計9校が臨時休校となっています。学級又は学年閉鎖は、小学校10校、延べ22学級、中学校3校、延べ7学級の計13校、延べ29学級となっています。
1月24日から2月4日の間の学級学年閉鎖が最も多く、今日現在では、崇広中学校の2学級のみが学級閉鎖しています。
まん延防止等重点措置延長に伴う対応ですが、引き続き感染対策を徹底しながら学校を開いていきます。中学校の部活動についても、3月6日まで中止を延長します。児童の感染があった場合、状況を把握し、関係機関と相談しながら、学級閉鎖等対応をしていきます。その場合の授業については、タブレットでの授業を実施します。

健康福祉部長
保育所・保育園等の状況について説明
1月11日以降、市内31園中15園が休園（一部は部分的休園）となっています。
今日時点では、1園が休園中。なお、本日の検査結果等によって、新たに1園が休園となる状況です。
放課後児童クラブの状況ですが、小学校の休校、学級閉鎖等に伴い、クラブ自体を閉鎖、対象学級の利用停止措置等の対応を適宜取らせていただいています。
検査体制についてですが、無料PCR検査等の県事業を市内のクリニックや薬局等で一部実施していただいていますが、2月15日から大山田農村環境改善センター1階において、新型コロナ検査センター（木下グループ）が設置（県内5例目）されることとなりました。無症状の方が対象となっておりまして、感染の不安を感じる方や旅行やイベント等経済社会活動を行う上で検査が必要な方が対象となります。時間は平日9時から午後4時（WEBでの予約が必要）としており、検査者が事前に登録したメールアドレスに翌日中に検査結果が返信されます。
ワクチンの接種状況について、2月7日時点の接種率ですが、1回目・2回目の接種の状況は65歳以上がおおむね96％、12～64歳がおおむね72％、全体で80％を超えています。3回目の接種の状況ですが、昨年12月より開始し、65歳以上の方に順次接種券を発送しております。現在の接種率は、65歳以上が13.5％、18～64歳が3.5％、全体で6.5％となっています。

1  各部の関係団体等には新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて「三重県まん延防止等重点措置」の内容について、市民や事業者の皆さんへ再度周知を行うこと。また、外国人住民へ方々にも様々な媒体を活用し、「三重県まん延防止等重点措置」の内容について再度周知を行うこと。
2  市民への注意喚起として、上野城ライトアップ（オレンジ色）、銀座通りの横断幕、上野市駅への啓発看板、コミュニティバス「にんまる」のバスマスクによる啓発を継続すること。
3  学校における感染状況を考慮し、学校の施設開放の新規予約を停止の継続、予約済みの利用について利用自粛を強く要請すること。
4  市の所管する施設においては、啓発用フリップを活用しての広報に努めるとともに施設貸出しの際には、感染防止対策の徹底を行うこと。
5  憶測によるデマや誤った情報の拡散、個人や企業への誹謗中傷等、感染された方やその家族、医療従事者などが、人権侵害を絶対に行われないよう、市民の皆さんに正確な情報提供を引き続き行うこと。