生誕100年 元永定正展 一寸さきは光 ~伊賀が生んだ美術の滑稽~ 開催中
- [公開日:2022年10月5日]
- [更新日:2022年10月5日]
- ID:10427
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伊貸市出身の画家、元永定正さん。
国内外で高い評価を得られた氏の作品は、何気ない日常的な視点を通じて、新たな美にたどり着くことをめざし、ユーモアの中にも深い詩情をたたえています。
「一寸さきは光」。これは、元永さんがいつも口癖のように語っていた言葉だそうです。
今年は、元永さんの生誕100年の年です。
それを記念し、生誕100年 元永定正展を開催します。
【と き】 令和4年10月1日(土)~31日(月)
午前9時~午後4時30分 (火曜日定休)
【ところ】 国史跡旧崇広堂
【料 金】 500円 高校生以下無料
生誕100年 元永定正展 チラシ
元永定正さんは、1922年、旧阿山郡上野町(現・伊賀市)に生まれました。
上野商業学校(現上野白鳳高校)卒業後は漫画家を志しましたが、古里で洋画家、濱邊萬吉さんと出会い、裸婦や風景などの具象画を描くようになりました
30歳の時に神戸市に移り、当時、芦屋市展に出品されていた抽象画を見て刺激を受け、六甲山の夜景から想を得た抽象作品などの制作を始めました。
1955年、吉原治良さんが主宰する「具体美術協会」(GUTAI)に参加し、力強い生命感あふれる絵画を精力的に発表しました。
元永 定正さん
30歳の時に神戸市に移り、当時、芦屋市展に出品されていた抽象画を見て刺激を受け、六甲山の夜景から想を得た抽象作品などの制作を始めました。
1955年、吉原治良さんが主宰する「具体美術協会」(GUTAI)に参加し、力強い生命感あふれる絵画を精力的に発表しました。
また、煙を使ったパフォーマンスや、自然の石を用いたオブジェ風の彫刻などユニークな創作活動を行い、協会を代表する作家の一人として認められるようになりました。
また、独特の造形感覚が強く現れた版画や陶製オブジェの制作、椅子やタペストリーのデザイン、絵本の出版も行うなど、幅広い創作活動を続けました。
《液体・赤》 (1955年)
また、独特の造形感覚が強く現れた版画や陶製オブジェの制作、椅子やタペストリーのデザイン、絵本の出版も行うなど、幅広い創作活動を続けました。
こうした多彩な活動は、1983年の日本芸術大賞受賞など国内だけでなく、海外でも高い評価を得て、現在でもその評価は増しています。
元永さんは、自然豊かで、城下町のまち並みと歴史・文化が薫る〝ふるさと"伊賀の地を愛しました。そして市内のアトリエで多くの作品を生み出しました。
《べにべにむらさき》 (1984年)
と き:令和4年10月1日(土)~31日(月)
午前9時~午後4時30分(火曜日休館)
※赤井家住宅は水曜日定休ですが、会期中は 火曜日休館、水曜日開館となります。
ところ:赤井家住宅
入場無料
と き:令和4年10月1日(土)~31日(月)
午前9時~午後4時30分(火曜日定休)
ところ:入交家住宅
入場無料
【第1部】 対談 北川フラム × 岡本栄 「元永定正の●▲■」
と き:令和4年10月3日(月) 午後4時30分~6時
ところ:伊賀市文化会館
出 演: 〇アートディレクター 北川 フラムさん
〇伊賀市長 岡本 栄
【第2部】 山下洋輔PIANO CONCERT
午後6時45分~
※詳しくは、(公財)伊貸文化都市協会のホームページをご覧ください。 → ホームページはこちら(別ウインドウで開く)
元永定正さんの生誕100年を記念して、各地で展覧会が開催されます。詳しくは各施設に直接お問合せください。
宝塚市立文化芸術センター(兵庫県宝塚市)
2022年9月10日(土)~10月10日(月・祝)
お問合せ先 宝塚市立文化芸術センター 電話 0797-62-6800
伊賀市役所企画振興部文化振興課
電話: 0595-22-9621
ファックス: 0595-22-9619
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