あいさつ
- [公開日:2024年11月21日]
- [更新日:2024年12月16日]
- ID:8505
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あしあと
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このたび、新しい伊賀市長としての重責をお預かりさせていただくことになりました。伊賀市誕生から20年を迎え、「まち」と「むら」が共に力を合わせた持続可能な都市像を、市民の皆さん、職員の皆さんと共に全力で取り組んでいく決意です。
まずは、大きな溝ができてしまった市長と市民の「つながり」を結び直さなければなりません。これからの市政運営のなかで、市長が持つ大きな権限は「市民からお預かりしたもの」ということを強く意識します。また、市長自らが出向く姿勢を心掛けて、私自身も知らない、地域や現場で頑張っている人たちと一緒に将来を夢見てワクワクしたり、切実な声をお聞かせいただくことで政策に磨きをかけていきます。
何よりも、社会の中で弱い立場、困難を抱える人たちに寄り添うことは行政の基本です。もっと想像力をふくらませて、温かみのある、困ったときに頼れる行政を充実させていきます。
特にこの4年間で取り組みたい大きなテーマが2つあります。
まず、「公共の再生」です。これまでの市政は、行政コストの削減を重視するあまり、また十分な説明や合意形成がないままに物事を進めていったところもあり、市民の中には「市役所に何を言ってもダメ」というあきらめの気持ちが生まれ、地域の元気が少しずつ失われているように思えてなりませんでした。
行政が責任を持って行うべきものは行政が行うこととし、民間や地域に委ねるにしても「丸投げ」になっていないか。市民の皆さんとの、参加と協働を基本にして「地域力を高める」という視点からの「公共サービス」の立て直しを図っていきます。
もうひとつは「子どもが育つ、大人も育つ」伊賀市の実現です。ただ、人口減少や少子高齢化を嘆いていても仕方がありません。大切なことは、子どもも大人も「いきいき」としていて、人材が豊かな地域であるかが、伊賀市の将来にとって重要なことだと考えています。
それには、「少子化」対策のための子育て支援や教育ではなく、どの子どもも等しく、学び、育つことは権利として保障されなければなりません。「すべての子どもたちが安心して大人になれる社会」をめざしてこの社会全体をリードしていく伊賀市でありたいと思います。さらに、あらゆる地域や産業の担い手や後継者が不足をしていることは深刻ではありますが、一方で一人ひとりが高めあい成長できるチャンスともとらえています。大人になっても多様な学びや、学び直しを通じて、チャレンジする機会が豊富にあり、まちづくりや地場産業をもっとおもしろく、地域経済を活性化させる人を増やしていきたいと思います。
今こそ、「ひとが輝く 地域が輝く」伊賀市の原点に立ち返る時です。さあ、みんなで力を合わせていきましょう。どうか市民の皆さんもここからはじまる「新しい市政」に参加をしてください!
伊賀市役所未来政策部秘書課
電話: 0595-22-9600
ファックス: 0595-24-7900
電話番号のかけ間違いにご注意ください!