第4次伊賀市男女共同参画基本計画

第4次伊賀市男女共同参画計画を掲載しています。

　令和3年度からの5年間を計画期間とする『第4次伊賀市男女共同参画基本計画』を策定しました。
　この計画は、男女の人権尊重、社会における制度等の見直し、方針の立案及び決定への共同参画、家庭生活における活動と仕事等の両立、という考えに基づき、多様な主体が活躍できる男女共同参画社会の実現を目指し、3つの基本目標（「あらゆる分野における男女共同参画の推進」「共同参画に関する意識の普及と教育推進」「ワーク・ライフ・バランス（WLB）の実現」）を掲げ、男女共同参画を推進していく事業のもととなるものです。
　今回の計画の特徴の一つは、平成27年の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標（SDGs）」の考え方を取り入れていることです。SDGsは「誰一人取り残さない」社会を目指し、国際社会が一致して取り組みを進めるもので、世界共通の17のゴール（目標）から構成されていますが、その中で特にゴール5「ジェンダー平等とすべての女性・女児のエンパワーメント」の考え方を取り入れた取り組みを図ります。
　また、新しく計画に盛り込まれた重点項目として、「ダイバーシティ社会の実現に向けた取組の推進」があげられます。ダイバーシティ（Diversity）は直訳すると「多様性」。ダイバーシティ社会とは、多様な背景を持った人々や価値観を認め合い受け入れる社会のことを言います。性別、年齢、障がいの有無、国籍、文化的背景、性的指向・性自認などにかかわらず、一人ひとりが主体的に「自分らしく生きる」ことができる社会の実現に向けての取り組みを進めていきます。