伊賀市学校みらい構想

　伊賀市全体の人口減少が進み、児童生徒数が今後もさらに減少することが予想される中、伊賀市の将来を担う子どもたちを健全に育成するためには、望ましい学習集団の形成と活力ある学校づくりをめざす必要があります。
　学校教育の充実を最優先することに重点を置くとともに、社会の担い手となる力を育成する学校教育やそれを充実するための学校運営を行うために、伊賀市の望ましい学校規模や配置、学校運営等についての基本的な方向性を示すものとして伊賀市学校みらい構想基本計画を策定しました。

　伊賀市学校みらい構想基本計画は、社会情勢や教育を取り巻く環境が急速に変化することによって多様化する課題や更なる児童生徒数の減少へ対応するために、義務教育9年間を通じて望ましい学校規模や学校配置等について基本的な方針として示すものです。
　具体的な学校の再編等を検討、推進するにあたっては、早期に適正化の検討が必要な学校区を選定し、保護者や地域住民に学校教育環境に係る現状や課題を説明し、理解と協力、参画のもと合意形成を前提に進めるとともに、既存の学校施設の活用など、 将来世代の負担の軽減も踏まえ取り組むこととします。
　なお、適正化に向けて検討が必要な学校に加え、現時点において保護者や地域住民が児童生徒数の減少などにより活力ある学校づくりに課題があると思われる学校区についても、早急に検討を始めることとします。