よくある質問
小学校の登下校時の熱中症対策について【2025年12月更新】
- [公開日:2025年12月5日]
- [更新日:2025年12月5日]
- ID:650
子どもが、タブレットや水筒や荷物があるので7キロほどのランドセルを背負って帰ってくる。35度以上の猛暑日でも学校での待機などさせてもらえず歩いて帰ってくる。
学校から暑さ対策で日傘や帽子などの対策は許可されているが、そんな対策したとしても子ども達は顔を真っ赤にして歩いていて熱中症で倒れてもおかしくない状態。
水筒のお茶がなくなったら学校の水道水をいれ氷1、2個もらい帰ってくるがすぐ溶けてしまうし水筒を何個も持たせると重たくて荷物になる。
心配する親が多いため車でのお迎えが多くなり渋滞して子どもたちも危ないし事故につながると思う。
通学距離が5キロ未満でも、スクールバス通学に変更できないか。
回答
近年、全国的に気温が上昇し、熱中症が懸念される中で、児童生徒の安全を守ることが重要な課題となっており、伊賀市教育委員会もその解決に向けて取り組んでいます。
現在、小学校では児童の登下校における負担を軽減するため、タブレットの持ち帰りを最小限にし、教科書等についても必要なものだけを持ち帰るよう指導しています。また、下校時には教職員が見送りを行い、帰宅時の注意を促しています。さらに、熱中症予防の一環として、登下校時の日傘や帽子の使用を推奨し、下校時には氷水を持たせる取組を行っています。
加えて、今後は小中学校に冷却グッズ冷却用の冷凍庫を設置する方向で検討しており、児童や保護者の声を基に、来年度の全校設置に向けて検証を進めていく予定です。
また、通学方法については「遠距離通学地区における通学補助の基準」を設けています。小学校では通学距離3km、中学校では5kmを基準としてスクールバスを運行しています。今年策定した伊賀市学校みらい構想基本計画では、通学距離が基準を超える場合には、適切な通学手段を確保し、通学時間が1時間以内になるよう努めることとしています。
夏場のスクールバスの運行についても検討を重ねていますが、全国的な運転手不足や車両不足が深刻な状況にあり、伊賀市でも同様の課題に直面しています。現在のところ新たな契約や他路線の大幅なルート変更は難しく、通学距離の基準に基づく運用となることをご理解いただければと思います。
今後も地域や保護者の皆さまと連携し、児童生徒の安心安全な通学環境を整えるための検討、取組を続けてまいります。
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