よくある質問
伊賀の漬物について【2020年2月更新】
- [公開日:2020年5月29日]
- [更新日:2020年5月29日]
- ID:553
伊賀名産の漬物で、伊賀越漬があります。伊賀越漬、養肝漬、鉄砲漬などの呼称があるようですが、それぞれは別物でしょうか。
別物であればそれぞれの違いは何で、どんな意味があるのでしょうか。
地域物産の販売促進は観光戦略においても重要な意味があろうかと思います。
回答
商工労働課からの回答
「伊賀越漬」とは、伊賀越株式会社の商標であり、小型白瓜のあん(種)をくり抜き、しその葉や実、生姜、大根などを刻んで詰め、伊賀越株式会社こだわりの「天然醸造醤油」と「玉みそ」で漬込んだ「うす塩風味」の漬物です。
「養肝漬」とは、養肝漬宮崎屋株式会社の商標であり、伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を細かく刻んだ物を詰め、養肝漬宮崎屋株式会社の「たまり醤油」にて昔味で2年、新味で1年の間自然熟成させた漬物です。「養肝漬」の由来は、藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し、武士の士気を養う、つまり肝っ玉を養う漬物という事で、「養肝漬」と命名されました。また、忍者の携帯食ともいわれています。
「鉄砲漬」とは、総称であり、うりを鉄砲のように中をくり抜き、その中に具材を詰めた漬物のことです。「伊賀越漬」や「養肝漬」も「鉄砲漬」と呼び、「鉄砲漬」は、全国でも作られており千葉県成田市の名産になっていたりします。
「伊賀越漬」と「養肝漬」については、伊賀ブランド「IGAMONO」に認定され、認定品の知名度向上とイメージアップを図るため、東京や大阪などの全国、そして海外へ「ひそかに育んだ魅力あふれる伊賀もの“伊賀流逸品”」をコンセプトに、伊賀を代表する産品として積極的にPRを行い、販売の促進を図っています。また、「IGAMONOオンラインストア」に出店されWEB上で全国どこからでも購入できます。
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