伊賀市島ヶ原財産区
- [公開日:2022年5月31日]
- [更新日:2022年5月31日]
- ID:56
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伊賀市島ヶ原財産区について掲載しています。
財産区は地方自治法が法人格を認めた特別地方公共団体であり、財産区の権限と能力は、所有する財産または公の施設の管理および処分または廃止に限られ、市のように広範な事務を処理することはできないものとされています。
平成16年11月1日に上野市、伊賀町、島ヶ原村、阿山町、大山田村、青山町の1市3町2村が合併し、伊賀市が誕生しました。
その際、島ヶ原村の所有する410haの山林等については、合併協議により合併時に島ヶ原財産区を設置し、財産区がこの財産を管理することとなりました。
また伊賀市にはこの他に、柘植財産区と大山田財産区があり、それぞれで運営されています。
旧島ヶ原村は昭和28年に起きた東近畿水害と台風13号災害により北部山林で山津波を引き起こし、人家人身への被害をはじめ耕地の埋没、山林の崩壊等甚大な被害を受けました。
この昭和28年に起きた山津波を二度と起こさせないため村を挙げて管理造成してきた山林が区有財産の主なもので、長年の地域住民の山林に対する畏敬と愛着、また木津川の上流部に位置した森林地域であり、森林の公益的機能の維持増進を図るためには今後とも管理造成を行うことが望ましいことから、財産区を設置しました。
島ヶ原財産区は、委員7人で構成する財産区管理会を設置し、財産の管理運営を行っており、事業の円滑な運営と経理の適正を図るため市に財産区特別会計を設けています。この会計の財源は全てゴルフ場等の土地貸付料で賄われています。
区有林の保護育成等のために作業員を雇用し、山林の巡視、境界線・作業道の刈払い、境界杭の設置および保全などの業務を行っており、また除・間伐等の造林事業については、専門的な知識と技術が必要であることから、森林組合などに委託して森林の保全に努めています。
地目 | 筆数 | 面積(平方メートル) |
---|---|---|
保安林 | 37 | 2,165,671.00 |
山林 | 148 | 903,535.00 |
雑種地他 | 93 | 1,034,960.82 |
合計 | 278 | 4,104,166.82 |