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あしあと

    よくある質問

    岩根の磨崖仏(花之木三尊磨崖仏)の保存について【2017年7月更新】

    • [公開日:2017年10月17日]
    • [更新日:2017年10月17日]
    • ID:358

    伊賀地方の石仏の写真を撮っています。
    表題の磨崖仏は伊賀地方で在銘最古石仏で、地域を代表する文化財ですが、伊賀市の文化財に指定されている他の石仏、磨崖仏などに比べても保存の環境が良くありません。
    成和西小学校前の河川土手のスペースに駐車スペースと文化財の案内板を設置する、小学校敷地から石仏までの旧街道を適宜除草するなどして歩きやすくする、周辺の藪を適宜剪定するなどし文化財の周囲を明るくするなどして、市民が気軽に散策などに利用しながら文化財に触れ合える環境整備が必要かと思います。
    また磨崖仏の左下部(基礎部分)の土砂が流出して、基礎部分が露出してきています。これも対策が必要かと思われます。
    隣接して小学校もあり、児童の情操への配慮の上からも、明るく訪ねやすい場所にしていただけたらと思います。
    何度か訪問していますが、このまま荒れてしまうのかと心を痛めていました。

    回答

    文化財課からの回答

    ご指摘をいただき、状況を確認いたしました。
    駐車スペースに関して、磨崖仏のためだけに場所を確保することは難しいため、学校用地の共有などを視野に検討してまいります。
    磨崖仏までの通路については春と夏の年に2回、水利組合の関係の方が草刈りを実施してくださっています。
    説明版は市内にある多くの文化財について順次設置を進めています。

    案内板に関しては、当磨崖仏だけでなく他の文化財にも必要であると考えておりますので、統一したサイン計画を検討していきます。
    基礎部分の露出については、指定当時の様子と比べ、現状や磨崖仏の規模などから喫緊に対策を講じる必要はないと判断いたしました。今後注意深く経過を観察してまいります。
    ご意見のとおり小学校が隣接しています。児童への郷土学習にも活用できるよう、今後とも定期的に状況を確認し、所有者様と適切な保存に努めてまいります。

    お問い合わせ

    教育委員会 文化財課 

    Tel: 0595-22-9678

    fax: 0595-22-9667

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