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あしあと

    よくある質問

    上野天神祭の土日開催と屋台激減について【2018年10月更新】

    • [公開日:2019年1月10日]
    • [更新日:2019年1月10日]
    • ID:467

    上野天神祭が平成28年にユネスコ無形文化遺産登録されました。平成29年度から土日開催への変更のいきさつ、集客人員の増減、及び30年度本町筋への露店激減の要因を把握されている範囲で教えてください。露店激減はユネスコ登録による観光名物名所PRとは反し、祭りの賑わいの喪失であり、個人的には廃れ寂れ感を拭えません。

    回答

    文化財課からの回答

    「上野天神祭」は、神事部分を除き、上野商工会議所、上野文化美術保存会、伊賀上野観光協会、伊賀市など官民共同で構成する「上野天神祭地域振興実行委員会」で実行運営しており、現実行委員長は伊賀市長が、実行委員会事務局は上野商工会議所が担っています。

    上野天神祭の土日開催への変更については、少子高齢化が進行し人口が減少する中、祭りの担い手の確保、地元出身者の参加の促進、子どもたちへの郷土愛の醸成と後継者育成、さらには、誘客交流による地域活性化に期待し、神社総代会、また神官の了解のもと、実行委員会での協議により平成29年の祭りから「10月25日までの直近の日曜日」に本祭を開催することが決定されました。

    また、ユネスコ無形文化遺産登録後初めての開催となった今年の集客人員は、17万9千人で、昨年、一昨年と雨天で中止となっておりましたので、3年前の平成27年度(カレンダーにより25日は日曜日・晴天)と比較しますと、2万人の増加となっています。

    露店商の減少についてですが、露店業者数そのものが年々減少傾向にあることに加え、土日開催により近接都市部で開催のイベントとの重複による影響もあるように聞いています。ただ、市民団体等の地元出店は増加傾向にあり、市民団体や地元事業者等の参加促進を図り、共に祭りを支える体制づくりをいかに進めるかが、今後の課題と認識しております。

     ユネスコ無形文化遺産である「上野天神祭のダンジリ行事」にかかる今後については、伊賀市における「世界に誇るべき遺産」として、未来へ継続発展できるよう、市民・民間団体・民間事業者・行政の協働により、後継者育成や運営体制の強化、市民意識の共有等の取り組みを積極的に進めたいと考えております。

    お問い合わせ

    教育委員会 文化財課 

    Tel: 0595-22-9678

    fax: 0595-22-9667

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