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あしあと

    よくある質問

    南庁舎市の指定文化財決定の経緯【2019年7月更新】

    • [公開日:2020年1月28日]
    • [更新日:2020年1月28日]
    • ID:518

    2019年3月に、南庁舎を市の指定文化財に決定しているが、なぜそのように決定されたのか経緯を教えてほしい。
    市の指定文化財になっていれば、建屋内に施設を入れるなどできないのではないでしょうか。

    回答

    文化財課からの回答

    旧上野市庁舎は、平成28年度の伊賀市文化財保護審議会において、委員から文化財的価値を有する建造物として指定文化財とすべき旨の提言を受け、平成29年2月に伊賀市指定文化財とすべき旨の答申が出されました。

    その後、平成29年12月に旧上野市庁舎を含む近代建築群が、ユネスコの諮問機関であるイコモス国内委員会から「伊賀上野城下町の文化的景観 旧城下町の都市景観に合わせた近代建築群の代表例」として日本の20世紀遺産20選に選ばれ、当該建造物を含む建築群が全国的にも貴重なものであることが明らかになりました。

    また、平成31年1月、伊賀市役所本庁舎が、現在の四十九町に移転し、庁舎として使用されていた際の適切な維持管理が行われなくなる恐れが生じました。

    これらのことから、すでに伊賀市文化財保護審議会から答申を受けていた旧上野市庁舎について、伊賀市に所在する昭和期を代表する市の文化財として位置づけ、適切な保護・保存を図るため、市の文化財に指定する方針としました。

    そして、平成31年3月に開催した教育委員会定例会に諮り、賛成多数により正式に伊賀市指定文化財となりました。

    また、指定文化財の建屋内に施設を入れることの是非については、最近の文化財を取り巻く状況から保護・保存を図りながら、文化財保護の考えから積極的な活用が示されているため、文化財に各種施設を入れて改修する事例は各地にあります。

    伊賀市でも文化財を修理・改修する場合は、専門家に改修の方法等を議論・検討いただく場を設け、頂いた意見をもとに改修工事を進めています。旧上野市庁舎を改修する場合も同じ手続きになります。

    お問い合わせ

    教育委員会 文化財課 

    Tel: 0595-22-9678

    fax: 0595-22-9667

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