上野公園内の木々の伐採について

上野公園の高石垣や他の施設と同様に樹木は、行政財産の一つであると共に、市街地の緑化を推進する貴重な資源であり、地域の方にとっての重要な緑であると考えています。また、上野公園内に生えている松や桜などの樹木と上野城や高石垣等歴史的価値の高い施設とが一体的となって良好な景色が維持できるものと考えています。

また、上野公園は公園であるとともに国史跡として後世に伝えるため適切に維持管理することが必要であり、樹木の伐採を含め現状を変更するには文化財保護法の制約が設けられています。

そのため、公園の樹木は原則として伐採しないこととしていますが、安全性・防犯上問題等が生じている場合の剪定や枝払い、倒木の恐れのある枯れ木がある場合などは、危険防止のために伐採を行っているところです。

上野城や高石垣は公園内で眺望できる場所がありますので、そちらをご利用いただきたいと考えています。