子宮頸がん(HPV)ワクチン接種について
- [公開日:2023年4月1日]
- [更新日:2025年1月7日]
- ID:6919
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あしあと
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子宮頸がんの患者さんは20歳代から増え始め、30歳代までにがんの治療で子宮を失ってしまう(妊娠できなくなってしまう)人も、1年間に約1,000人います。子宮頸がんの多くは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因で発症します。HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプのヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぎ、病気を予防します。
令和5年4月から、従来の2価HPVワクチン(サーバリックス®)・4価HPVワクチン(ガーダシル®)に加え、9価HPVワクチン(シルガード®9)も公費で受けられるようになりました。詳しくは下記「9価HPVワクチン(シルガード®9)について」をご覧ください。
接種を希望する人は有効性とリスクを理解したうえで接種をすることができます。
有効性とリスクについては下記のHPVワクチンに関するリーフレット(厚生労働省)をご確認いただくか、かかりつけ医にご相談ください。
◆子宮頸がんワクチン予防接種リーフレット(概要版)(別ウインドウで開く)
定期接種対象者は、1または2に当てはまる人です。
※2の対象者について、詳しくは下記「キャッチアップ接種について」をご覧ください。
令和6年4月1日から令和7年3月31日
母子健康手帳、健康保険証など
市内実施医療機関(R6年4月更新)
無料
※ただし、対象年齢以外で接種する場合は全額自己負担になります。
公費の補助がない場合の接種費用は、サーバリックス®およびガーダシル®では3回接種で約4から5万円、
シルガード®9では3回接種で約8から10万円、2回接種で5から7万円です。
9価HPVワクチンの詳細は、下記のHPVワクチンに関するリーフレット(厚生労働省)をご確認ください。
◆9価の「HPVワクチン」を公費で接種できるようになりました(別ウインドウで開く)(小学校6年生から高校1年生相当の女子・保護者向け)
◆「HPVワクチン」の接種の機会を逃した方も9価のワクチンを公費で接種できるようになりました(別ウインドウで開く)(平成9年度から18年度生まれの女性向け)
原則として同じ種類のワクチンを接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中から9価ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも公費で接種することができます。
※2価または4価のHPVワクチン(サーバリックス®またはガーダシル®)を接種した後に9価ワクチン(シルガード®9)を接種することに対する効果やリスクについての科学的知見は限定されています。
2回または3回(完了するには6か月ほどかかります)
ワクチン名 | 標準的スケジュール | 接種可能スケジュール |
---|---|---|
サーバリックス(2価) | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から1か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から1か月以上 3回目:1回目の接種から5か月以上 かつ2回目の接種から2か月半以上あける |
ガーダシル(4価) | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から2か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から1か月以上 3回目:2回目の接種から3か月以上あける |
シルガード9(9価) ※15歳以上で1回目を受ける場合(3回接種) | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から2か月後 3回目:1回目の接種から6か月後 | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から1か月以上 3回目:2回目の接種から3か月以上あける |
シルガード9(9価) ※15歳になるまでに1回目を受ける場合(2回または3回) ※2回目を受けるタイミングにより、完了回数が変わります | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から少なくとも5か月以上あける | 1回目:初回接種 2回目:1回目の接種から1か月以上5か月未満 3回目:2回目の接種から3か月以上あける |
キャッチアップ接種は子宮頸がんワクチン接種を国が積極的接種を進めていなかったため、接種機会を逃した平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれで合計3回の接種をしていない女性を対象に令和7年3月31日まで公費で接種の機会を提供していましたが、経過措置としてキャッチアップ期間中に1回以上接種している者を対象に期間終了後も公費で3回接種できるようになりました。
生年月日が平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれでキャッチアップ接種期間内(令和7年3月31日まで)に少なくとも1回以上接種している女性
令和8年3月31日まで
伊賀市では、子宮頸がんワクチン(HPV)キャッチアップ接種の対象になった人で、すでにHPVワクチンの任意接種を自費で受けた人へ、接種費用の助成をしています。
伊賀市役所健康福祉部健康推進課
電話: 0595-22-9653
ファックス: 0595-22-9666
電話番号のかけ間違いにご注意ください!