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あしあと

    令和元年度伊賀市議会タウンミーティング ~住みよさが実感できるまちづくり~(2019(令和元)年8月24日)

    • [公開日:2019年8月30日]
    • [更新日:2023年5月29日]
    • ID:6930

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    趣旨

    伊賀市議会は、平成19年2月に「市」では全国で最初に議会基本条例を制定し、市民に開かれた議会、市民参加を推進する議会として、市内の住民自治協議会を対象に「議会報告会」を実施してきました。
    平成30年度議会運営委員会において、この議会報告会の見直しの検討を行い、幅広い世代の方と未来に向けた意見交換を行うため、平成30年5月には、「伊賀市の未来について」と題してタウンミーティングを試行開催し、その検証を行い、本年度から、このタウンミーティングを本格実施していくこととなりました。

    概要

    令和元年8月24日(土)伊賀市役所5階議場及びロビーにおいて、43名の参加者の方と22名の議員が今回のテーマ「住みよさが実感できるまちづくり」に繋がる具体的なテーマを各グループで決め、ワークショップ形式により意見交換を行いました。

    各グループがまとめた主な内容

    Aグループ「教育について」

    ・若者が集まる場所があまりない。空き地、空き店舗を利用できないか。
    ・地元を誇りに思う、地元愛を育む教育が必要だと思う。
    ・市内の戦争体験などを子どもたちに語り継ぐ必要がある。
    ・小中学校体育館などの利用について、安全性を確保してほしい。

    Bグループ「安心・安全なまちづくり」

    ・若者の流出について、大学等で大都市へ転出すると就職の問題もあり、伊賀になかなか帰って来ることができない。学校の誘致も必要ではないか。
    ・農業の跡継ぎの問題がある。補助する仕組みが必要である。
    ・高齢者ドライバーの問題について、免許返納の話もあるが、自動車が無いと伊賀では生活ができない。交通インフラ整備が必要である。
    ・まずは、伊賀に住んでいる人たちが、安心で安全に住めるようにすることが必要で、それによって、他市からの転入希望者も出てくると思う。

    Cグループ「交流のできるまちづくり」

    ・家族や地域コミュニティについて関係が希薄になってきているのはなぜか。
    ・世代間交流ができる場所や機会をつくれないか。
    ・市外への人口流出を防ぐための施策として、働く場所の提供が必要。
    ・伊賀市内に大学をつくる。
    ・外部から人がたくさん来てくれる場所をつくれないか。情報発信力を強化し、観光都市として成熟させる。

    Dグループ「子育て対策等」

    ・高齢者に対しては屋内ゲートボール場があるのに、子どもの屋内遊戯場が無い。
    ・託児所、保育所等の充実。
    ・非正規雇用等での若者の低所得化により未婚者が増加している。
    ・地産地消の推進により子育て教育と地域の活性化を図る。
    ・伊賀の美味しい食材で人を呼び込むことはできないか。

    Eグループ「公共交通等について」

    ・バスなどの公共交通機関が不便である。
    ・市内にカプセルホテルを作ってほしい。
    ・乗り合いタクシーなどはできないか。
    ・伊賀鉄道の急行化。
    ・参加型のイベントなどで利用客を増やせないか。
    ・市の空き地等を利用して、芝生公園などを作れないか。

    Fグループ「若者の定住化について」

    ・学校そのものが少ない。魅力ある大学等を誘致できないか。
    ・安定した収入が見込める働き場所の確保。
    ・伊賀ブランドや魅力ある街として情報発信を強化。

    Gグループ「公共交通対策等について」

    ・特に高齢者や学生においての利用が不便である。
    ・夜の時間帯に利用できないのが不便である。
    ・大型商業施設等の誘致と街中の個人商店との連携はできないか。
    ・大型商業施設と公共交通との連携で共に発展することはできないか。

    Hグループ「教育・子育て・産業」

    ・伊賀の特産物を、子どもたちの発想を活かして、楽市やイベントなどで販売する。
    ・忍者姿をした子どもたちの様子などをSNSで情報発信する。
    ・ふるさと納税の収益を子どもたちの体験や教育に使ってほしい。
    ・子どもの頃から地元に根差した体験や教育をすることで、人材育成や若者の郷土愛にも繋がるのではないか。

    Iグループ「人口減少と予算の使い方」

    ・移住者と地域の付き合いの中で、その思いと現実でのギャップがある。
    ・救急医療の問題(病院の輪番制等)から定住しようと思わないのではないか。
    ・人口減少が続く中で、学校の統廃合と下水道などのインフラ問題がより深刻になる。
    ・市内の地域格差を無くしてほしい。
    ・消防団の夏季訓練などの式典は無くしてほしい。


    9グループからの発表では、以上のように、たくさんの意見が出されました。

    今後について

    今回いただいたご意見をもとに、住みよさが実感できるまちづくりを目指し、議会からの政策提言につなげていくなど、今後の議会活動に役立ていきたいと考えています。

    参加者していただいた方のアンケート結果について

    伊賀市議会タウンミーティングアンケート結果