上野遊水地運用開始10周年
- [公開日:2025年11月26日]
- [更新日:2025年11月26日]
- ID:13551
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あしあと
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上野遊水地は2015年6月15日より運用を開始し、2025年6月15日に10周年を迎えました。
上野遊水地は、地域を洪水から守るため、伊賀市の大切な農地を「遊水地」として活用しています。近年では遊水地が浸かる程の出水もなく、地域の水害・土砂災害リスクに対する認知度の低下や防災意識の薄れつつあること、また上野遊水地が農地を活用したものであり、農業の担い手が不足していることから、地域の方々と治水施設の生い立ちを振り返るとともに、その果たしてきた役割や地域の水害・土砂災害リスク、農業振興の必要性について再認識していただくことを目的とし、運用開始10周年イベントが開催されます。
会場には熱気球やドローン・キッチンカーにマルシェや伊賀市観光大使「いが☆グリオ」や忍者ショー等で伊賀の魅力や遊水地の役割、防災と農業の観点からイベントを盛り上げ、多くの方々に遊水地や農業との関係性を含め知っていただくことが出来ます。
上野盆地は木津川、服部川、柘植川の3川が合流した直下流に岩倉峡という狭窄部があることから、洪水による浸水被害常襲地帯となっていました。
上野遊水地事業は、大洪水時に洪水の一部を4つの遊水地(長田、木興、小田、新居)で一時的に貯留させ、流量調節機能の確保と伊賀市周辺の治水対策を目的として実施してきました。
詳しくは国土交通省近畿地方整備局木津川上流河川事務所のホームページでご確認ください。https://www.kkr.mlit.go.jp/kizujyo/about/river/ueno.html