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あしあと

    倒れている人を見つけたら

    • [公開日:2024年1月30日]
    • [更新日:2024年3月31日]
    • ID:11741

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    JRCガイドライン2020を受け、令和2年から下記の方法で応急手当の講習を実施しています。

    心肺蘇生法の手順

    1.反応の確認(肩をたたきながら声をかける。)

    心肺蘇生法の手順の写真1
    • 「分かりますか?」

       開眼する場合は、訴えを聞き取って必要な手当てを行ってください。

        開眼や発語が無い、全身を痙攣させている場合は「反応が無い」状態と判断します。

    2.反応がなければ、大声で助けを求め、119番通報とAED搬送を依頼する。

    心肺蘇生法の手順の写真2
    • 「誰か来てください!」
    • 「あなたは119番通報をしてください。」
    • 「あなたはAEDを持ってきてください。」

       と周囲の人をなるべくたくさん集めて、協力を依頼してください。

    3.呼吸を確認する。

    心肺蘇生法の手順の写真3
    • 10秒以内で、胸とお腹の動きを見て、【普段どおりの呼吸】をしているか確認する。

       普段どおりの呼吸が無い(胸やお腹が上下しない)場合や、判断に自信がない場合、途切れ途切れの呼吸の場合も、

       普段通りの呼吸が無いと判断します。

    4.普段どおりの呼吸(正常な呼吸)がなければ、すぐに胸骨圧迫を30回行う。

    心肺蘇生法の手順の写真4の1
    心肺蘇生法の手順の写真4の2
    心肺蘇生法の手順の写真4の3

    胸骨圧迫から心肺蘇生を開始する。

    【強く・速く・絶え間なく】  (深さ約5cm、1分間に100から120回以上、10秒以上中断することなく) 

     圧迫位置は胸の中心とし、救助者の手のひらの付根部分を当て、もう一方の手を重ねて圧迫します。

     ※ このときに通常の呼吸がある人に、間違って胸骨圧迫を開始しても重大な損傷を起こすことは無いとされて

       いますので、呼吸状態の判断に迷った場合も胸骨圧迫を開始してください。

     

    5.胸骨圧迫の後、人工呼吸を2回行う。

    心肺蘇生法の手順の写真5
    • 息を約1秒かけて2回、胸の上がりが確認できる程度吹き込む。

              額に手のひらを当て、頭部を後ろに反らせて、あごの先を持ち上げた姿勢のまま、額に当てた手の指で、傷病者の

        鼻をつまんで空気が抜けないようにし、傷病者の口から救助者の息を傷病者の胸が軽く膨らむ程度に吹き込みま

              す。 

    • 下記の場合は、人工呼吸を省略し、胸骨圧迫を続けます。
      1.口対口の人工呼吸をためらうとき
      2.血液や嘔吐物などにより感染の危険があるとき

        【その後、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を救急隊到着まで繰り返し行う】

    6.AEDが到着したら。

    心肺蘇生法の手順の写真6
    心肺蘇生法の手順の写真6の1

    電源を入れます。

     ON/OFF ボタンがある場合はONにします。※蓋を開けると電源が入る機種もあります。

    7.電極パッドを地肌に直接貼る。

    心肺蘇生法の手順の写真7
    心肺蘇生法の手順の写真9
    • 電極パッドを貼る位置は、電極パッドまたは本体に絵で表示されているので従う。
      ※機種によっては、電極パッドのケーブルを本体に差込むタイプもある。
      ※小学校入学までは「未就学児用パッド」もしくは「未就学児モード」に設定し、小学生以上は「小学生~成人用パッド」もしくは「小学生~成人モード」に設定し電極パッドを装着します。

    8.心電図の解析(電気ショックの必要性はAEDが判断する。)

    心肺蘇生法の手順の写真8
    • 「傷病者から離れてください。」などの音声メッセージが流れたら
      「みなさん、離れて!!」
      と注意をうながし、傷病者に触れていないことを確認する。

    9.ショックボタンを押す。

    心肺蘇生法の手順の写真9の1
    心肺蘇生法の手順の写真9の2
    • ショックが必要と判断されれば、
      「ショックを行います。みなさん離れて!」
      と注意をうながし、ショックボタンを押します。

     以降は、【心肺蘇生法の再開(約2分間)→AED解析→ショック→心肺蘇生法】の手順を繰り返す。

     胸骨圧迫は、『強く・速く・絶え間なく』

    • AEDの使用は、音声メッセージに従がってください。
    • 傷病者が目を開けたり、あるいは普段どおりの呼吸が出現した場合でも、AEDの電極パッドははがさずに、電源も入れたまま、救急車を待ってください。

     ※オートショックAEDの表示がある場合は、心電図解析のあと、ショックボタンを手動で押すことなく、「3秒後にショックを実行します。  

       3・2・1 」というカウントダウンのあと、自動で電気ショックが実施されますので、AEDの指示に従ってください。

    心肺蘇生法の手順の写真9

    関連資料

    応急手当の要領

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    電話: 0595-24-9120

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