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あしあと

    水の事故に気をつけて楽しい夏を

    • [公開日:2025年6月30日]
    • [更新日:2025年6月30日]
    • ID:13082

    水の事故から命を守ろう

    水辺で遊ぶ前に

    1.天気予報を確認

     安全と思われる場所でも、上流での豪雨による急な増水のため水難事故につながる危険があります。

     『川の水が急激に増えるサイン5つ』

     ・上流の空に黒い雲が見える

     ・雷が聞こえる

     ・雨が降り始める

     ・落ち葉や流木、ごみが流れてくる

     ・川の水が濁る


    2.連絡手段の確保

     ・「誰とどこに行くのか、何時に帰るか」を家族の誰かに伝えてから出かけるようにしましょう。

     ・救助が必要なときは「110番(警察)」「119番(消防)」に連絡しましょう。

     ・海上における事故の場合は「118番(海上保安庁)」に連絡してください。

     

    水辺で遊ぶときは

    1.立ち入り禁止の場所には近づかない

    2.ライフジャケットの着用

    3.一人で、こどもだけで行かない、こどもから目を離さない

    4.体調が悪いときは無理をしない

    5.飲酒をしての水遊びはやめる


    水に落ちたら

    1.慌てず、浮いて助けを待とう

     『具体的な方法5つ』

    ・落ち着いて体の力を抜く

    ・息を吸って仰向けになる

    ・あごを上げ、手足を横に広げ大の字に
    (姿勢を安定させ、浮きやすくするため)

    ・呼吸を意識する(息を吐き続けず、吸うことを意識して口や鼻が水面から出ている状態を保つ)

    ・浮力を利用する(靴や服は脱がない。靴や服にたまった空気で浮きやすくなる)

    溺れている人がいたら

    1.大声で付近の人にそのことを知らせ、すぐに119番通報

     ・一人で何とかしようとせず、周りの人に助けを求めましょう。

     ・溺れている人は問いかけをされると、返事をしようとし呼吸が乱れます。その乱れをきっかけに沈み、水を飲んでしまいます。「救助を呼んだ」「浮いて待て」など安心できるような声かけを心がけましょう。

    2.飛び込まず、自分の安全を確保

     ・溺れている人はパニック状態で、何かにしがみ付こうと必死です。

      助けに行こうと飛び込んだ人が溺れてしまう二次被害のケースが後を絶ちません。


    3.身の回りの浮くもので浮力を確保

     ・ライフジャケットや浮き輪、大きめのペットボトル、ビーチボール、クーラーボックスなど。

     ・ペットボトルを使用するときは、水や砂を少し入れてからキャップを閉め、投げやすくします。

     ・投げ入れる際は、溺れている人が手を伸ばして届く範囲に、溺れている人に当たらないように注意して投げ入れましょう。

    4.AEDの準備

     ・近くにある場合は、救助されたときにすぐ使える状態にしておきましょう。

    日常生活での水の事故

    水の事故は水遊びやレジャーなどの場面に限らず、日常生活の中でも起こります。

    こどもは好奇心旺盛で行動力があります。大人にとっては危険と考えにくい場所や物であっても、鼻と口を覆うだけのコップ一杯分の水があればどこでも事故は起こります。


    日常生活では以下のことに注意しましょう。

    1.浴槽、洗濯機、トイレ、ビニールプールなどの危険を教える

    2.一人で浴室に入れない。チャイルドロックなどをする

    3.こどもから目を離さない


    また、高齢者の入浴中の事故を防ぐため、家族が声掛けをしたり、時間にも気を配りましょう。

    最後に

    こどもは遊びに夢中になると周囲の状況が目に入らなくなります。必ず大人が付き添うようにしましょう。

    こどもを水の事故から守るためには、特に周囲の大人が気を配り、地域ぐるみで安全対策を進めていくことが大切です。

    家庭や、学校などで水の怖さについて話し合い、危険な場所での水泳や水遊びなどをしてはいけないことを再確認し、楽しい夏を過ごしてください。

    お問い合わせ

    伊賀市役所伊賀消防署管理課

    電話: 0595-24-9120

    ファックス: 0595-24-3544

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