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あしあと

    伊賀流!ちょっとミライのまちづくり計画(都市マスタープラン)~ミライの伊賀市を覗いてみよう!~

    • [公開日:2025年7月8日]
    • [更新日:2025年7月8日]
    • ID:13243

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    伊賀市都市マスタープランをもっと身近に感じてもらうために、「伊賀流!ちょっとミライのまちづくり計画」と題して分かりすくまとめました!

    都市マスタープランは、都市の将来像や土地利用の基本方針、都市施設(道路・公園等)の配置方針等を明らかにするとともに、地域ごとのまちづくりの方針を定めることにより、市町村レベルでの都市計画の総合的な指針としての役割を果たすものです。伊賀市では令和3年12月に伊賀市都市マスタープランを策定しましたが、「都市マスタープラン」と聞くと「なんだか内容が難しそう・・・」「自分にはあまり関係ないかも」と思ってしまいませんか?

    そこで、伊賀市の都市計画や都市マスタープランをもっと理解いただくために、「伊賀流!ちょっとミライのまちづくり計画」として都市マスタープランの内容を分かりやすくご紹介します。ぜひ覗いてみてください。


    「伊賀流!ちょっとミライのまちづくり計画」7つの目標

    伊賀市都市マスタープランでは、伊賀市の将来都市像を目指して、7つの目標を掲げています。

    20年後の伊賀市を見据え、市民のみなさんが、安全安心にイキイキと暮らし、新しいことにチャレンジできるまちづくり。そして、他地域とも協力し合いながら、交流が盛んなまちづくりをめざし、伊賀流のまちづくり計画を7つのビジョンにまとめました。

    【目標1】都市の魅力継承と更なる向上

    伊賀市には豊かな自然環境や文化的景観など先人たちから守り伝えられてきた貴重な資産がたくさんあります。こうした資産を活用しながら、まちの魅力をみなさんと共有し、まちの姿を継承していくことで、「伊賀らしさ」を向上させたまちづくりをめざしています。

    【目標2】都市の拠点機能強化

    暮らしやすいまちと実感するためには、生活に必要な機能(医療・福祉・商業など)の充実も必要です。しかし、県内3番目の広さを有する伊賀市のあちこちに、これらの施設ができると、道路や水道などのインフラがそれぞれの場所に必要となり、将来にわたっての維持管理が大変になります。そこで、現在のまちを形成している上野中心部、上野南部を広域的拠点、ゆめが丘を副次的拠点、支所周辺(伊賀、島ヶ原、阿山、大山田、青山)を地域拠点と位置付けて、各拠点や居住地で求められる機能の強化を図っていきます。

    【目標3】魅力的居住環境の確保

    約10年後のミライで7万3千人以上が暮らす伊賀市をめざすためには、市内外から「そこに住みたい」と思わせる地方ならではの魅力的な居住環境が必要です。

    伊賀市は、(株)宝島社『田舎暮らしの本』2月号の2023年版第11回「住みたい田舎」ベストランキングで5年連続県内1位に選ばれ、各世代に合わせた支援が充実していることなどが評価されています。この強みを生かしながら、都市マスタープランで定めたエリアごとの特徴をふまえ、多様なライフスタイルに合った居住地づくりを進めていきます。

    【目標4】広域連携も含めた多様なつながりの実現

    今後、ますます進行が予想される「人口減少」や「高齢化問題」。その中でより暮らしやすく、安心できるまちづくりをめざし、名張市や甲賀市と協力して、国道368号の4車線化や名神名阪連絡道路の整備促進を進めていきます。

    さらに、京都府の笠置町・南山城村や奈良県の山添村と一緒に住みよい圏域をめざして立ち上げた伊賀城和定住自立圏構想をもとに、名阪国道や国道163号を軸とした恵まれた道路ネットワークを生かして、ひとの交流が盛んになるまちづくりをめざします。

    【目標5】魅力的な働く場の確保

    伊賀市が工業製品出荷額約8,000億円の規模を誇る産業が盛んなエリアとなった要因の1つとして、中部・近畿圏を結ぶ大動脈である名阪国道が無料で利用できる交通の利便性が挙げられます。今後もこの強みを生かした企業誘致やインフラとなるデータセンターの誘致を推進し、働く場所の多様性を確保し、さらに、市内のさまざまな地域資源を活用した働く場所づくりをめざします。

    【目標6】都市の安全・安心の向上

    伊賀市は南海トラフ地震において津波のリスクはありませんが、想定最大規模の降雨では、居住地の一部が浸水すると想定されています。そこで、都市マスタープランでは、このエリアを災害対策重要地区と位置付けて、伊賀市立地適正化計画の中で災害対策の取組方針を決めています。また、市民の安心向上のため、2次救急医療の病院である岡波総合病院の周辺を広域的医療拠点として、緊急医療体制の強化を進めて行きます。


    【目標7】住民・地域等との協働・連携の強化

    これまで紹介してきた6つの目標の実現にむけては、住民・地域等とのさらなる協働・連携を進めることが重要です。

    市民の安全安心な暮らしと地域力による内発的発展を目指すために、住民・地域等と行政がそれぞれの持つ力を合わせて、伊賀流のまちづくりを実現していきましょう。