伊賀線活性化協議会の活動について(伊賀線は全線開通から100周年を迎えました)
- [公開日:2023年11月22日]
- [更新日:2023年11月22日]
- ID:10265
あしあと
当協議会は、伊賀線の活性化を図るため、沿線の住民自治協議会など全31団体で構成された協議会です。沿線のまちづくりと一体となった活性化のための方策を実施し、利用促進等を進めることで、同線を地域生活に密着した路線として守り育てることを目的としています。
このページでは、その活動についてお知らせします。
伊賀鉄道伊賀線は、1916(大正5)年に上野駅連絡所(現・伊賀上野)~上野町(現・上野市)間を営業開始し、1922(大正11)年には上野町~名張(後の西名張)まで路線が延び、伊賀線が全線開通しました。伊賀鉄道伊賀線は2022(令和4)年7月18日に全線開通から100年を迎えました。
2022(令和4)年7月18日月曜日に「記念列車の出発式」が開催され、列車の出発を見守るため約100人の関係者と鉄道ファンが集まりました。
記念列車は、一日限定の手裏剣をかたどったヘッドマークが前後に取り付けられ、上野市駅から伊賀神戸駅へ向けて出発しました。
2022(令和4)年7月18日月曜日に茅町駅の待合環境の改善を図るため、三重県立伊賀白鳳高等学校工芸部に依頼し、制作を進めていた木製ベンチのお披露目式が開催されました。
この日は木製ベンチの除幕や制作過程の報告が行われ、全線開通100周年に花を添えました。
背もたれの角度などにこだわり、座り心地を追求して制作されたベンチは、ケヤキやヒノキ、クリなど三重県産の木材が使用されており木の風合いを生かしたぬくもりのあるベンチとなっています。
木製ベンチの制作だけでなく、待合室内の壁面も漆喰などで塗り替えられ、明るい雰囲気となりました。
伊賀線全線開通100周年を祝い、伊賀線がこれからも必要とされる鉄道であることを広く知ってもらい地域に愛されることを目的に、記念リーフレットの作成したほか、記念パネル展を開催しました。
伊賀線全通100周年記念誌
2022(令和4)年7月17日日曜日に「伊賀線まつり2022」が開催され、約3000人の鉄道ファンが訪れました。
車掌体験や、かつての線路の保守作業に使われた軌道自転車の体験コーナーは、子どもたちの人気を集めました。
キャラクターショーは、ピアノの演奏に合わせていが☆グリオが登場するなど大盛況でした。
市内の保育所(園)・幼稚園にご協力いただき、車内に園児のみなさんの絵画を展示する「伊賀線ギャラリー列車を運行しています。2022年度には、多数のご協力により計629枚の作品を掲示しました。
2023年度は6月16日~3月末まで多数の作品を掲示予定です。
なお、約3週間ごとに作品の入れ替えを行います。 各園の運行期間・運行時刻等の詳細は、伊賀鉄道 上野市駅(電話0595-21-3231) にお問い合わせください。
2022年度には、伊賀白鳳高校の工芸部のみなさんに茅町駅舎のペンキ塗り替えをしていいただき、全通100周年の木製ベンチと相まって、綺麗でとても素敵な駅になりました。
また、当協議会理事が代表を務める「伊賀鉄道の駅舎を考える会」では駅周辺の美化にご協力いただいており、たくさんの花々が駅を綺麗に彩っています。
2023(令和5)年5月3日水曜日に「伊賀線まつり2023」が開催されました。
近年は新型コロナウイルスの影響で開催時期の変更や中止を余儀なくされていましたが、久しぶりにゴールデンウイークに開催でき、約2200人の鉄道ファンや家族連れが訪れました。
初の試みであったパンタグラフや台車、トイレールの展示も、多くの方にご好評いただきました。
2023(令和5)年10月21日土曜日に「第4回いがてつマルシェ」が開催されました。
今年は「昭和」をテーマに開催され、昭和の家電や乗車券、写真の展示やなつかしの遊び体験などが行われました。
またこの日は、4年ぶりに完全復活した上野天神祭も同時に開催され、多くの方でにぎわいました。
伊賀市役所企画振興部交通戦略課
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