伊賀線は全線開通100周年を迎えました
- [公開日:2022年10月5日]
- [更新日:2022年10月5日]
- ID:10265
あしあと
伊賀鉄道伊賀線は、1916(大正5)年に上野駅連絡所(現・伊賀上野)~上野町(現・上野市)間を営業開始し、1922(大正11)年には上野町~名張(後の西名張)まで路線が延び、伊賀線が全線開通しました。伊賀鉄道伊賀線は本年7月18日に全線開通から100年を迎えました。
7月17日(日)に「伊賀線まつり2022」が開催され、約3,000人の鉄道ファンが訪れました。
車掌体験や、かつての線路の保守作業に使われた軌道自転車の体験コーナーは、子どもたちの人気を集めました。
キャラクターショーは、ピアノの演奏に合わせていが☆グリオが登場するなど大盛況でした。
7月18日(月)に「記念列車の出発式」が開催され、列車の出発を見守るため約100人の関係者と鉄道ファンが集まりました。
記念列車は、一日限定の手裏剣をかたどったヘッドマークが前後に取り付けられ、上野市駅から伊賀神戸駅へ向けて出発しました。
7月18日(月)に茅町駅の待合環境を改善しようと伊賀線活性化協議会が三重県立伊賀白鳳高等学校工芸部に依頼し、制作を進めていた木製ベンチのお披露目式が開催されました。
この日は木製ベンチの除幕や制作過程の報告が行われ、全線開通100周年に花を添えました。
※伊賀線活性化協議会とは・・・伊賀線の活性化を図るため、沿線の住民自治協議会など全31団体で構成された協議会です。沿線のまちづくりと一体となった活性化のための方策を実施し、利用促進等を進めることで、同線を地域生活に密着した路線として守り育てることを目的としています。
背もたれの角度などにこだわり、座り心地を追求して制作されたベンチは、ケヤキやヒノキ、クリなど三重県産の木材が使用されており木の風合いを生かしたぬくもりのあるベンチとなっています。
木製ベンチの制作だけでなく、待合室内の壁面も漆喰などで塗り替えられ、明るい雰囲気となりました。
伊賀線全線開通100周年を祝うために開催された記念事業の様子を発信するとともに、伊賀線がこれからも必要とされる鉄道であることを広く知ってもらい地域に愛されることを目的に下記日程で記念パネル展を開催します。
全線開通100周年を記念して作成した記念リーフレットを無料配布しています。ぜひお越しください。
伊賀市役所企画振興部交通政策課
電話: 0595-22-9663
ファックス: 0595-22-9694
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