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あしあと

    伊賀市多文化共生指針を策定しました

    • [公開日:2023年2月28日]
    • [更新日:2023年2月28日]
    • ID:9582

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    多文化共生指針の策定について

    策定の目的

    外国人住民と日本人住民が相互理解を深め、住民と行政、外国人住民と日本人住民の協働による共生社会の形成をめざし、多文化共生社会を推進するため「伊賀市多文化共生指針」を策定しました。

    基本理念

    『互いの文化的背景や多様性を認め合い住みよさが実感でき、ともに新たな価値を創造する社会の実現』

    基本理念を実現するための目標を次のとおり設定します。

    (1)伊賀市がめざす多文化共生の将来像に向かって多様な文化的背景の住民が、互いの文化を尊重するとともに、正しい人権意識に基づく差別や偏見のない環境のもとで、地域社会を一緒に築いていきます。

    (2)市民、住民自治協議会、各種団体、企業、行政などオール伊賀市で取り組み、「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念である「誰一人取り残さない」、持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現をめざします。

    4つの基本方針

    (1)コミュニケーションによる多文化共生意識の醸成と社会参画の推進

    外国人住民が地域社会の一員として様々な活動に積極的に参画し貢献できるように、日本語及び日本社会に関する学習の機会を創出します。
    また、日本人住民と外国人住民が日常的に交流を持てるよう、異文化交流を含めた事業をとおして互いへの理解と尊重できる意識の醸成を図ります。

    (2)生活基盤の充実

    日本人住民と外国人住民が言語や文化の違いによる生活上の不便や不安を解消でき るように、生活情報の共有を行うとともに災害や新型コロナウイルス感染症等の感染拡大に備え、生活全般にわたって協働を図ります。
    また、誰もが安心して暮らせるようそれぞれの分野が連携しサービスの充実に努めます。

    (3)多文化共生の地域づくり

    多文化共生の意識づくりを推進することにより、外国人等への偏見や差別の解消をめざすため、誰もが参画しやすい、多様な文化についての理解を深める機会をつくります。
    また、外国人住民自らが地域課題を捉え、積極的に参画し、地域貢献できる機会をつくります。

    (4)推進体制の整備とグローバル化への対応

    専門的な技術力や知識を有する外国籍人材(高度人材)の確保や多分野におけるグローバル化を視野に入れ、担い手となる外国人住民との多文化共生の取り組みを横断的に推進するため、市民、住民自治協議会、各種団体、企業、行政等での推進体制の整備を行います。