坂倉準三学習会
- [公開日:2017年1月25日]
- [更新日:2017年1月25日]
- ID:2880
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あしあと
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市が賑わい創出の拠点と考える伊賀市南庁舎について、その価値や歴史的背景を知っていただくため、平成27年1月25日シンポジウムを開催しました。
市では、庁舎移転後の南庁舎を賑わい創出の拠点としてリニューアルする方針を示しています。
伊賀市南庁舎は、世界的にも評価の高い故・坂倉準三氏の設計であり、上野西小学校や伊賀市北庁舎、中央公民館などとあわせ、城下町伊賀上野の景観にマッチするよう設計された建築物群のひとつで、現存する数少ない文化的価値の高い建物です。
この建物が再整備可能かどうかについては、別途調査が必要となりますが、新たに作り出すことができない歴史的価値の高い建物を利活用することとはどういうことなのか、他の先進事例はどういったものがあるのかなどを、講師から講演いただきました。
講師からは、歴史を重んじ、歴史的建築を大切にしていく”記憶を重ねる街”と、次々と解体・新築を繰り返す”記憶をなくす街”という言葉を用い、歴史をつないでいくことの重要性と、伊賀市には歴史をつなぐことができるだけの試算がたくさんある。というお話をいただきました。
その後、コーディネーターを加え、講師と市長の対談を行い、現地南庁舎におけるフィールドワークも実施しました。
昭和39年に完成した現在の市役所庁舎
講演の様子
対談の様子
フィールドワークの様子
講師:鯵坂 徹さん(鹿児島大学大学院理工学研究科教授)
伊賀市役所産業振興部中心市街地推進課
電話: 0595-22-9825
ファックス: 0595-22-9695
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