東町ポケットパーク『さまざま広場』が2020年度グッドデザイン賞を受賞しました
- [公開日:2020年10月5日]
- [更新日:2021年11月2日]
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令和2年3月にオープンし市民のみなさまの憩いの場としてご利用いただいている東町ポケットパーク『さまざま広場』が、国内外の優れたデザインや仕組みに対して贈られる2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。
同賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催するもので、1957年に創設され世界45の国と地域から応募が集まる国際的なデザイン賞です。工業製品や建築物、ビジネスモデルやイベント活動など幅広い分野を対象としており、これまでの総受賞対象数は5万件以上にのぼります。
さまざま広場は20ある部門のうち公共建築・土木・景観部門での受賞となりました。これまでに受賞した公共建築物のなかでいちばん小さな建物です。
桜の花弁の意匠をもった公衆トイレと、ピンク色の砂利が映える広場が伊賀市の玄関口に相応しい優れたデザインとして受賞の栄誉を受けました。みなさまぜひご利用ください。
■審査委員の評価
公共の場をデザインするにあたり、裏方に追いやられたり、十分な検討がなされることが少ない公衆トイレ。その公衆トイレにスポットを当てたデザインで、新しい公共の場を切り開こうとしたユニークなプロジェクト。「世界一の公衆トイレを目指して」という旗印のもと注がれたエネルギーで、これまでの同種設備のデザインクオリティを超えるものが誕生している点を評価したい。
■さまざま広場の概要
供用開始 令和2年3月28日(土)
設計者 株式会社新居千秋都市建築設計
施工者 山一建設株式会社
敷地面積341.78平方メートル 建築面積66.10平方メートル 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
■設置に至った経緯
さまざま広場は、平成20年11月に策定した第1期伊賀市中心市街地活性化基本計画に「ポケットパーク整備事業」として位置づけられ、市民やまちを訪れる方が休憩や交流の場として使っていただくことを目的に設置しました。そのなかで、まちなかのトイレが少ない、わかりづらいという声を観光客や市民のみなさんからいただいていたことから、授乳室やパウダールームを備えた多機能な公衆トイレをポケットパーク内に設置することとしました。
■さまざま広場全体の事業費
総費用 9,500万円
うち国補助金等 6,900万円(72.6%)
うち市の費用 2,600万円(27.4%)
※掲示板、ベンチ、境界塀、設計費用等を含む
伊賀市役所産業振興部中心市街地推進課
電話: 0595-22-9825
ファックス: 0595-22-9695
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