伊賀市スポーツ推進計画を策定しました

スポーツの基本的な役割である健康保持や体力向上による豊かな生活を営むことに加え、青少年の健全育成や人と人との交流をとおして絆を深めることで地域社会の活性化や社会活力の創造などにも視点を置きつつ、全年代が生活の中にスポーツを取り入れ（sports in life）、それぞれの年代や状況（ライフステージ）に応じ、生涯を通じて切れ目なく気軽にスポーツを実施できる体系的な環境づくりを目指すため、その指針となる「伊賀市スポーツ推進計画」を策定しました。

計画策定の目的や計画の位置づけ、計画期間を定めています。

スポーツを取り巻く環境として、少子化と、子供のスポーツ離れによる体力の低下や、高齢化による健康寿命の延伸などを整理し、また市民アンケート結果等に基づく伊賀市の現状と課題として、1週間に1回以上スポーツを行う人が少ないこと、地域での行事の実施が困難な反面、レクリエーションスポーツへのニーズが高いこと、さらにスポーツ団体の会員や後継者が不足していることなどをまとめております。

「すべての市民が生活の中でスポーツに親しみ　健康で豊かに暮らせるまち　伊賀市」を計画推進の基本理念とし、推進状況を図るうえでの総合目標値として、「成人の週1回以上のスポーツ実施率を65％程度にすること」と設定しております。
また、「する　みる　ささえる」の基本目標のもと、スポーツ人口の拡大、スポーツ活動の普及啓発、スポーツ環境の体制整備・施設最適化を図ることとしております。

基本目標実現のための具体的施策として、基本理念や基本政策に基づく「する　みる　ささえる」の視点から今後の具体的な取り組みを示しております。

「する」では生涯スポーツの普及と推進、子どもの体力向上

「みる」では、みるスポーツの推進と地域活性化やふれあい機会の醸成

「ささえる」では、競技スポーツの支援・連携、指導者・ボランティアの人材育成と団体の自主財源の確保