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あしあと

    差別をなくす強調月間に向けた市長メッセージ

    • [公開日:2025年11月11日]
    • [更新日:2025年11月11日]
    • ID:13523

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    ~お互いを尊重しあえる、人権文化の根付いた地域社会に向けて~

    12月10日は、世界人権デーです。

    20世紀、世界を巻き込んだ大戦が二度も起こり、人種による迫害や大量虐殺など、人権侵害、人権抑圧が横行しました。それらの反省から、人権問題は国際社会全体に関わる問題であり、人権の保障が世界平和の基礎であるという考え方のもとに、1948年に「世界人権宣言」が定められ、国連は、この宣言が採択された12月10日を「人権デー」と定めました。

    この12月10日を最終日とする一週間を、国は「人権週間」と定め、全国各地で人権の尊重と擁護に向けた取り組みが展開され、伊賀市においても、12月10日を最終日とする一か月間を「差別をなくす強調月間」と位置づけ、一人ひとりの人権が守られ、多様性が尊重される明るく住みよいまちづくりを目指し、啓発活動などに取り組みます。

    しかし、人権侵害や差別事象はなかなか後を絶たないのが現実であり、伊賀市においては、本年も残念ながら部落差別事象や、外国人住民へのヘイトスピーチ事象が発生しました。全国的にはインターネット上の人権侵害が増加しており、特にSNSなどのソーシャルメディアにおいて悪質なデマや誹謗中傷が飛び交っている状況は大変深刻なことです。

    差別事象に共通することは、当事者を取り巻く社会の側に問題があるということです。差別はする人がいるから起こります。だからこそ、私も皆さんも誰もが一人ひとりの心の中にある偏見や差別心を見つめ直し、差別をなくすために自分自身ができることを探して行動することが重要になります。

    人権侵害や差別事象がなく、すべての人の人権が守られ、多様性が尊重される社会意識を、より一層醸成していくために、市民の皆さんをはじめ、地域や事業者などさまざまな主体と連携し、人権啓発を進めていきます。


    伊賀市長 稲森 稔尚

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    伊賀市役所人権生活環境部人権政策課

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