水源地域の森林整備
- [公開日:2025年9月5日]
- [更新日:2025年9月5日]
- ID:6321
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あしあと
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三重県水源地域の保全に関する条例により指定された伊賀市の特定水源地域については、土砂流出の防止や水道事業の水源地保全等、特に保全する必要な地域となっています。
木材価格の低下による森林所有者の経営意欲の低減により、間伐等の手入れが遅れている現状において、特定水源地域における森林整備は急務であり、災害に強い森林づくりを進めていく上で、非常に重要な位置づけとなります。
伊賀市特定水源地域等森林整備計画は、特定水源地域における森林整備の対象、目標林型、整備手法を明らかにし、施業を計画的に実施することを目的としています。
伊賀市の特定水源地域内等において、伊賀市認定の森林経営計画内の森林のうち木材搬出が困難で他の事業により整備が難しい森林、環境林整備計画内の森林のうち未施業の新規計画森林、または自助努力等によっては適切な整備が期待できない森林について伊賀市と森林所有者が協定を締結した森林
別添:伊賀市特定水源地域等森林整備計画対象森林一覧及び図面のとおり
・間伐(本数伐採率3割程度)を行い、林内へ光を入れ、下草や広葉樹を繁茂させることにより、土壌を強固にし、災害に強い森林の造成を図ります。
・一回の施業でその効果が見られない場合は、複数回同様の間伐を実施します。
・公益的機能が低下している広葉樹林は、受光伐を行い下草の繁茂を進め、落葉落枝が林内に溜まりスポンジ状の土壌を形成する森林をつくります。
・地域住民の憩いの場としてレクリエーション等、多目的に活用される森林をつくります。