第37回伊賀市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

日時：令和3年9月10日（金）　午前11時～
場所：伊賀市役所本庁舎　4階　庁議室

　新型コロナウイルス感染症の県内発生状況等、市内の発生状況等について、健康福祉部長から【資料1】により説明。

　伊賀市では、8月22日（日）の週には感染者が爆発的に発生しました。9月に入って減少しているものの、毎日のように陽性患者が確認されている状況です。
　年代別感染者につきましては、60歳代以上の感染は以前に比べ減ってきており、ワクチン接種の効果が出てきています。8月の感染者は20～40歳代で6割を占め、10歳代も1割を超えて発生し、9月も同様の傾向が続いています。

緊急事態措置延長期間　令和3年9月13日（月）～30日（木）　

三重県緊急事態措置等について、危機管理監から【資料2】【資料3】【資料4】【資料5】により説明。

　緊急事態措置が9月30日まで延長されることとなりました。基本的な対策に変更はありませんが、しっかりと市民の皆さんに自ら守っていただくとともに、市が管轄する施設についても使用制限が必要です。

• 市民への注意喚起として、上野城ライトアップ（赤色）等啓発を継続すること。
• 市が開催するイベントや会議については、原則として中止又は延期とする。なお、やむを得ず開催する会議については、ウェブ会議の活用を含め、感染防止対策を徹底すること。
• 市の所管する施設については、原則として休館または利用停止を継続する。やむを得ず利用する場合は感染防止対策を徹底させること。
• クラスターも発生していることから、外国人住民の皆さんについても、事業所など関係団体と連携して、もう一度基本的な感染防止対策を丁寧に周知すること。
• 憶測によるデマや誤った情報の拡散、誹謗中傷等、偏見や差別につながる行為や人権侵害が絶対に行われないよう、市民の皆さんに正確な情報提供を引き続き行うこと。
  
  

【教育長】
　8月30日（月）から2学期が始まりました（上野西小学校のみ9月6日から）。学校では、学びの保証をするという観点から、マスク着用の徹底、手洗いの励行、換気、校内の消毒などを含め感染対策を行いながら、午前中授業を実施しています。家庭では検温をし、発熱した場合や家族が検査などを受けた場合は登校を控えるなど、「新型コロナウイルスを学校に持ち込まない、広げない」対応を行っているところです。部活動は、9月中は中止とし、運動会、修学旅行は10月以降に延期しています。

　9月6日からタブレット端末を用いた遠隔授業を行っており、子どもたちにも好評で、家庭での学習を支援するという形で、今後も進めていきたいと考えています。

【産業振興部長】
　コロナ禍で、事業者、特に飲食関係が困難をきたしており、市も事業継続応援給付金を用意しています。現在までに640件の申し込みがありました。

　また、コロナ対応できるよう店舗を改装するための店舗改装促進事業補助金については、当初の想定よりも多く申請（9月6日時点で111件）があり、予算がオーバーしそうなため、市長、財務部とも協議し、事業継続応援給付金から予算をシフトする予定です。また、プレミア付食事券については、10月下旬まで利用期間を延長しました。テイクアウトなどにチャレンジしているお店への利用もお願いしたいと思います。

【健康福祉部長】
　ワクチン接種率について、9月6日時点で全体が1回接種65.3％、2回接種50.5％、65歳以上では、1回接種93.7％、2回接種87.66％です。
　市内2カ所の産婦人科での妊婦さんへの優先接種として、8月24日から10月まで約300人分を確保し、ワクチンを別枠で配送しています。里帰り出産の皆さんにも接種していただいています。
　9月26日（日）を初回とする市主催の集団接種ですが、その中で外国語しか話せない人の枠を用意し、今週優先予約を開始しました。120人の枠のうち、すでに半数程度が予約で埋まっております。残りの枠についても接種いただけるよう勧めていただきたいと思います。
　職域接種の状況ですが、伊賀市社会福祉協議会では、今週の日曜日、9月12日（日）に第1回目の実施を迎えます。これとは別に、上野商工会議所、伊賀市商工会も9月、10月に職域接種を実施していただきます。募集には多くの皆さんが申込みされているような状況です。