第43回伊賀市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

日時：2022（令和4）年7月22日（金）　午後4時～
場所：伊賀市役所本庁舎　5階　会議室501

【資料1】

○健康福祉部長
　県内の新型コロナウイルスの感染症について、7月21日、2,279件の発表がありました。1日当たりの感染者数としても過去最多です。週当たりの感染者数につきましても、前の週と比べて急増している状況です。
　市内の感染状況につきましては、7月21日、57件の感染者数の発表がありました。まだ県からの発表はありませんが、本日の感染者数は100件を超すとの観測がでています。これは令和4年4月20日の86件を超す数字です。
　また新型コロナウイルスのワクチンの接種状況について、若い年代になるほど接種率が下がる傾向が出ています。

【資料2】

○危機管理監
　三重県「感染防止行動徹底アラート」について説明

○教育長

　7月11日以降、学校関係の感染者が急増している状況です。7月1日から7月20日までの間で、小学生124名、中学生16名の感染が確認されています。特に小学生の感染が顕著になっています。学級閉鎖も5校10学級すべて小学校となっています。
　感染症防止について、普段から児童・生徒に指導を行っていますが、夏休みが始まっておりますので、保護者の皆さんにも子どもたちの感染症防止対策の徹底をお願いしているところです。また保護者の皆さんには、夏休み期間中の感染についても教育委員会や学校への報告をお願いしているところです。
　感染が拡大しないよう教育関係施設につきましては、感染症防止対策を徹底し運営を行ってまいります。

○健康福祉部長

　7月11日以降、保育所において感染が急増している状況です。7月11日から今日までの間に公私立の3園が休園の措置を実施しました。現在園児15名の感染を確認しています。

　また放課後児童クラブ1館に2日間の休館を実施しました。

　高齢者施設につきましては、2週間に1回のPCR検査を実施するなか面会の制限など感染防止対策を行っています。各施設に対しまして、感染防止対策の徹底を再度お願いしております。

1.市民や事業所の皆さんに三重県に「感染防止行動徹底アラート」が発出されていること、新型コロナウイルス感染症の基本的な感染症対策の徹底についての周知を行うこと。特に、帰省等の機会も増える時期であることから、重症化リスクの高い高齢者等に広げないため、そして、感染時の重症化を防ぐためにも、ワクチンの接種率が低い若年層を始めとした方々にワクチン接種機会の積極的な活用についての周知に努めること。

2.市民の皆さんへの注意喚起として、伊賀上野城を「黄色」にライトアップするとともに、銀座通りの横断幕、忍者（上野）市駅への啓発看板、コミュニティバス「にんまる」のバスマスクによる啓発を継続すること。

3.市の所管する施設においては、「感染防止行動徹底アラート」とその内容を記載した啓発用フリップを掲示して広報に努めること。

4.イベントの開催については、感染防止対策を徹底することはもちろん、参加される方々にも感染防止対策についての理解と協力を求めること。

5.感染された方やその家族、医療従事者等が、偏見や差別につながる行為や人権侵害が行われないよう、市民の皆さんに正確な情報提供を行うこと。