第42回伊賀市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

日時：2022（令和4）年3月4日（金）　午後5時45分～
場所：伊賀市役所本庁舎　4階　庁議室

健康福祉部長
新型コロナウイルス感染症の県内発生状況等について【資料1】により説明
あわせて、伊賀市の発生状況等について説明（3月に入っても2桁の陽性者が出ています。2月には1,190人の陽性が確認されており、年齢別患者発生状況は、20歳未満31.3%、20代12.2%、30代16.0%、40代12.2%、50代8.7%、60代5.9%、70歳以上13.9%となっています。20歳未満の方が多い状況は県内と同様の状況ですが、70歳以上の方が特に多く、高齢者施設での集団感染が発生しているようなことが数値として表れています。伊賀市での3回目のワクチン接種の状況は、2月28日接種終了時点では、全年代で23.4%、そのうち60歳以上は56.4%ということで、全国平均・三重県平均を上回っています。入院等の状況においては、伊賀管内、伊賀市でも多くの方が自宅療養していることを確認しています。）

期間　令和4年3月7日～令和4年3月21日まで

危機管理監
三重県「再拡大阻止重点期間」等について、【資料2】【資料3】【資料4】により説明

教育長
伊賀市の小中学校の対応について説明
3月18日に小学校、3月11日に中学校の卒業式を予定しています。中学校においては後期の県立学校入学試験が3月9日に行われるため、学校に対応を指示しました。受験生については、7日、8日はタブレットを使って自宅学習とします。卒業式は感染対策を徹底し、式典は1時間程度、会場の人数は制限、在校生についても会場の広さによっては参加しない場合もあるという対応をとります。
3月に入っても児童等の感染により学級閉鎖等も発生しておりますが、今までの一律の対応ではなく、学校内での広がりがない場合は、接触者の確認などの状況により保健所と相談して学級閉鎖の期間を短くするなど対応をとりたいと考えています。
中学校の部活については、今まで止めておりましたが、県立学校と同じ対応を取らせていただき、校内のみの部活動を始めたいと考えています。

健康福祉部長
放課後児童クラブにつきまして、小学校の対応に準じた形で、状況を見て保健所に相談し、対応を検討しています。休所の際の利用料につきましては日割り計算でお戻しします。
県の事業で実施しております無料PCR検査事業については、3月31日まで引き続き実施します。
ワクチンの3回目の接種の接種券ですが、1週間ごとに、原則2回目接種後6か月を経過した次の週の火曜日に接種券を発送しています。各医療機関で個別接種をお願いしております。
使っているワクチンについては、想定以上にファイザー社ワクチンの供給が少なく、武田／モデルナ社ワクチンの供給が多くなってきています。市内の医療機関では、当初から岡波総合病院や上野総合市民病院では、武田／モデルナ社ワクチンを使用しておりますが、市内のクリニックでも武田／モデルナ社ワクチンを使用している医療機関が多くなってきています。

1　各部の関係団体等には新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて三重県「再拡大阻止重点期間」の内容（特に基本的な感染防止対策の徹底）について、市民や事業者の皆さんへ再度周知を行うこと。また、外国人住民へ方々にも様々な媒体を活用し、三重県「再拡大阻止重点期間」の内容について再度周知を行うこと。
2　市民への注意喚起として、銀座通りの横断幕、上野市駅への啓発看板、コミュニティバス「にんまる」のバスマスクによる啓発を行うこと。
3　学校における感染状況を考慮し、学校の施設開放の新規予約を停止することを継続し、予約済みの利用については利用自粛を強く要請すること。
4　市の所管する施設においては、啓発用フリップを活用しての広報に努めるとともに施設貸出しの際には、感染防止対策の徹底を行うこと。
5　憶測によるデマや誤った情報の拡散、個人や企業への誹謗中傷等、感染された方やその家族、医療従事者などが、バッシングされないよう、市民の皆さんに正確な情報提供を引き続き行うこと。