第44回伊賀市新型コロナウイルス感染症対策本部員会議

日時：2022（令和4）年8月5日（金）　午後5時～
場所：伊賀市役所本庁舎　4階　庁議室

【資料1】【資料1-2】

• 健康福祉部長
  県内の新型コロナウイルス感染症について、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は1012.1人となっており、7月上旬から急増しています。
  年齢別患者発生状況につきましては、20歳未満の割合が最も高く26％、60歳以上の割合は17％で高齢者の割合がやや増加傾向です。
  6月以降のクラスター発生件数につきましては、30件で高齢者施設での発生が約8割を占めています。
  入院等の状況ですが、病床使用率につきましては50.9％となっており、重症者用病床使用率は3.8％となっています。年齢構成別入院患者の状況ですが、約80％は60歳以上が占めています。
  市内の感染状況について、7月上旬から感染者が急増しており、7月22日には104人、28日には163人、8月3日には過去最多の215人となっています。
  7月22日の第43回新型コロナウイルス感染症対策本部員会議以後の市内の新規感染者数は1440人です。
  

【資料2】

• 危機管理監
  期間：令和4年8月5日（金）～8月21日（日）
  対象区域：県内全域
  「三重県BA．5対策強化宣言」について説明
  
  

• 教育長
  児童生徒の感染状況について、夏季休業期間に入っていますが、7月21日から8月4日までの児童生徒の感染者数は230名で、内訳は小学校163名、中学校67名となっています。
  小中学校は夏季休業中で児童生徒は自宅にいますので、放課後児童クラブへ連絡を行い対応しています。中学校では部活動を行っていますので、感染拡大防止の指示を行っています。一部の学校では部活動を見合わせていますが、部活動内で感染拡大しているという報告はありません。
  
  
  
• 健康福祉部長
  7月22日以後の市内の「保育所（園）・放課後児童クラブ」での感染状況について、保育所では63名の陽性者が出ており、2カ所の保育所でクラス閉鎖を3～6日間行いました。放課後児童クラブでは30名の陽性者が出ており、2カ所のクラブで各2日間閉所しました。
  コロナワクチン接種状況ですが、7月22日からあまり変化はなく、それぞれの年代で若干の接種率上昇が見られ、18歳以上の各年代とも2回目の接種率はほぼ80％以上ですが、依然として3回目の接種率は年代が若くなるほど低い状況となっています。さらなるワクチン接種機会活用の啓発を進めていきたいと考えています。
  陽性者の療養期間（【資料3】）について、症状のない人は検体採取日から7日間、症状のある人は発症日から10日間となっており変わりはありません。また、家族等で陽性者が出て濃厚接触になった場合、自宅待機が求められます。これまで原則7日間でしたが、社会経済活動を維持していくため7月22日から5日間に変更となっています。
  

1. 市民や事業所の皆さんに「三重県BA．5対策強化宣言」が発出されたことと、その内容について周知を行うこと。
   特に、帰省等の機会も増える時期であることから、重症化リスクの高い高齢者等に広げないため、そして、感染時の重症化を防ぐためにも、ワクチンの接種率が低い若年層を始めとした方々にワクチン接種機会の積極的な活用について再度周知に努めること。
2. 市民の皆さんへの注意喚起として、上野城を「黄色」にライトアップ、銀座通りの横断幕、上野市駅への啓発看板、コミュニティバス「にんまる」のバスマスクによる啓発を継続すること。
3. 市の所管する施設においては、「三重県BA．5対策強化宣言」とその内容を記載した啓発用フリップを掲示しての広報に努めること。
4. イベントの開催については、感染防止対策を徹底することはもちろん、参加される方々にも感染防止対策についての理解と協力を求めること。
5. 感染された方やその家族、医療従事者等に対して、偏見や差別につながる行為や人権侵害が行われないよう、市民の皆さんに正確な情報提供を行うこと。