伊賀市中心市街地活性化・まちづくりについてのアンケート結果
- [公開日:2020年3月31日]
- [更新日:2023年10月6日]
- ID:10978
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あしあと
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伊賀市中心市街地は、これまで培われてきた歴史や文化を背景とした多くの魅力ある資源を持っていますが、一方で中心市街地としての活気やにぎわいが失われているという問題があります。
市では令和2年3月に「第2期伊賀市中心市街地活性化基本計画」(以下「2期計画」)を策定し、公民が協働し各事業を推進してまいりました。今後も継続してコンパクトでにぎわいのあるまちづくりを進めていくため、今後のまちづくりや計画に市民のみなさまの意向を反映させていきたいと考え、アンケートを実施しました。
2期計画の策定に市街地のまちづくりに対する市民意向を反映させるため、令和元年4月に「伊賀市中心市街地活性化・まちづくりについてのアンケート」(以下「前回調査」)を実施しました。この前回調査から今回までに3年7カ月が経過し、市民の意向や意識がどのように変化したかを比較観測するため、調査の設問は前回調査と同様としました。
令和4年11月15日~令和4年12月11日まで27日間
伊賀市にお住いの市民の方
・無作為抽出により郵送で協力依頼を発送
・市eモニタ制度登録車に回答依頼
スマートフォンから回答フォームにアクセスし回答。希望者は紙回答も可。
依頼数1,095件(A)に対し、回答総数393件(B)、回答率35.8% (B)÷(A)
全体的な傾向として、前回調査と今回の調査結果を比較したところ、多くの設問で似通った回答傾向となっていました。
市街地の課題について訊いた設問【問6】では、「商店に活気がない」「空き店舗が多い」「欲しいものを売っていない」とする回答が上位となりました。前回調査と比較し変化がみられた選択肢として、「空き店舗が多い」「建物が古い」「まちに統一感がない」「生活インフラが古い」の回答が増加しています。
市街地のにぎわいに関する設問として、中心市街地に行きたくなるような条件を訊いた設問【問4】では、「飲食店の充実」「魅力的で個性的な店」「駐車場等の充実」が回答の上位となり、前回調査と今回を比較しても大きな違いはみられませんでした。
市街地人口社会増をはじめ2期計画の各目標指標を達成するため他市町村の方の意向把握にあたり、市街地外に居住されている方の意向を参考として回答傾向を調査しました。
市街地人口社会増に関連する設問として、市街地に住みたくない理由を訊いた【問5-4】では、「駐車場が少ない」「敷地の狭さ」「店舗や飲食店の充実」がこの理由の上位となりました。
反対に、市街地に住んでみたい理由や条件を訊いた【問5-2】では、「生活面の便利さ」や、「まちなみや景観に魅力」、「交通利便性の高さ」が回答上位となりました。
2016年社会保障・人口問題基本調査 第8回人口移動調査で、居住地を移動している人が多い20~40歳代の回答者を抽出し回答傾向を調査しました。
市街地に住んでみたい理由や条件を訊いた【問5-2】では「交通利便性」「生活面での利便性」「魅力的なまちなみ・景観」が回答の上位となりました。
市街地で住みたい住宅形態を訊いた【問5-3】では、分譲戸建て住宅よりマンションが好まれる傾向が見られました。
令和元年に実施した前回調査と今回の調査結果に大きな意識の変化はみられませんでした。
2期計画の理念やまちづくりの方針は前回調査の結果に基づき策定したものですが、今に至るまでに計画目標に達していない指標があることから、延長計画の基本理念や基本方針等まちづくりの方向性は踏襲していくものの、今回の調査結果を受け、市街地の活性化や諸課題の解決に向けた取り組みを継続・強化していく必要があると考えられます。
令和4年度中心市街地まちづくりアンケート報告書
今後も、2期計画の目標指標に関連する他の属性別クロス集計による分析を進めていきます。
伊賀市役所産業振興部中心市街地推進課
電話: 0595-22-9825
ファックス: 0595-22-9695
電話番号のかけ間違いにご注意ください!