芭蕉翁生誕380年記念事業
- [公開日:2024年1月29日]
- [更新日:2024年9月11日]
- ID:11565
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あしあと
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松尾芭蕉は1644年に伊賀市で生まれました。2024(令和6)年は、生誕380年の記念の年にあたります。芭蕉さんといえば、俳句を芸術の域まで高めた俳聖であることはよく知られています。さらに、自然を愛し、互いの違いを尊重するその姿勢から、現代を生きる私たちは改めて自然環境や平和な世界を守る大切さに気付かされます。
生誕380年を機に、芭蕉さんの偉大さや尊さを再確認し、文芸に対する姿勢や生き方を学び、広く世間へ発信していきたいと考え「芭蕉翁生誕380年記念事業」を進めていきます。
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会
芭蕉の言葉に「新しみは俳諧の花なり」という言葉があります。芭蕉は常に新しさを求める精神を持ち、この精神は現代のアートにも通じるものがあります。
生涯を創作活動に捧げた芭蕉の精神を受け継ぎ、芭蕉翁生誕380年を機に、芭蕉の俳句や理念から創造する現代アート(工芸美術)作品とのコラボレーションを実現すべく、「芭蕉×ART」特別公募展を芭蕉のふるさと「伊賀」で開催します。
芭蕉さんの俳句をイメージしたものや、生き方や考え方、「不易流行」「軽み」などからインスピレーションを受けたものなど、芭蕉翁生誕380年記念にふさわしい、創造力豊かな工芸美術作品をお待ちしています。
応募時点に満18歳以上で、日本国内に居住する人
松尾芭蕉の俳句、理念をテーマにした工芸美術作品
(陶芸・染織・ガラス・金工・木竹芸・漆芸・皮革・七宝・諸工芸)
【審査委員長】 菅谷富夫(大阪中之島美術館 館長)
【審査員】 外舘和子(多摩美術大学 教授)
【審査員】 速水 豊(三重県立美術館 館長)
2025年2月下旬~3月中旬に、史跡旧崇広堂で作品展示を行います。
展示会場では、実行委員会に委託し応募作品を販売することができます。詳細は、第1次審査通過者にご案内します。
【第1次審査】
【本審査】
2024(令和6)年8月1日(木)0時0分~12月31日(火)24:00
※郵送の場合、消印有効
〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内117-13 芭蕉翁記念館内
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会事務局
伊賀市企画振興部文化振興課 「芭蕉×ART」係
電話:0595-22-9621
応募用紙(写真を郵送する場合に使用してください)
チラシPDF
俳句とアートのコラボレーション企画「芭蕉×ART」の一環として、全国のジュニア世代を対象に、芭蕉さんの俳句をテーマにした絵画作品を募集します。
小学校4年生~中学校3年生の児童、生徒
松尾芭蕉の俳句から1句選び、その句から連想した風景や、心に浮かんだイメージを自由な発想で描いた絵画作品
・小学生部門(小学校4~6年生)
・中学生部門(中学校1~3年生)
小学生部門、中学生部門それぞれ
【締め切りを延長しました!】
2024(令和6)年11月8日(金)必着【表彰式及び展示が12月に変更になりました】
12月に伊賀市内で表彰式及び作品展示を行う予定です。デジタル作品はモニターで展示します。詳細は受賞通知の際にご案内します。〒518-0873 三重県伊賀市上野丸之内117-13 芭蕉翁記念館内
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会事務局
伊賀市企画振興部文化振興課 「ジュニア絵画コンクール」係
電話:0595-22-9621 FAX:0595-22-9619
メール:bunka@city.iga.lg.jp
※作品持参の場合は、午前8時30分~午後5時15分まで受付
作品に応募用紙を貼付してください
かつて、上野公園内に多くの屋台が立ち並び祝祭感にあふれていた芭蕉祭。今年は、芭蕉さんの生誕380年を記念し、懐かしい風景を再現するとともに、新しい企画を盛りこんだ「ニューでレトロ」な芭蕉祭を開催します。
2024年10月12日(土)
午前9時20分頃~
上野公園 俳聖殿前広場
(式典の詳細は広報いが10月号をご覧ください)
午前10時~
伊賀上野城 本丸広場
・ご当地キャラ俳句フェスタ
・俳句バルーンリリース
・音楽と書のパフォーマンス
・芭蕉さん○×クイズ大会
・芭蕉deビンゴ など
芭蕉さんにちなんだフードやスイーツが大集合!
出店者募集要項
芭蕉の思い×創作いけばな
芭蕉さんの文芸に対する姿勢や生き方を広く発信し、全国のジュニア世代が俳句に親しむ機会を創出することを目的に、「俳句ジュニアカップ」として作品を募集しました。
受賞作品は次のとおりです。受賞者のみなさん、おめでとうございます。
選者:岡森競一、服部登紀子、松村咲子 共選(敬称略、50音順)
全体講評:皆さん一句一句一生懸命作られたのが伝わってきました。その中で子どもらしい目線の俳句を選ばせていただきました。俳句では漢数字を使うのが基本ですので、少し残念な句もありました。
「夏の空理科で習ったアンタレス」
伊賀市立上野西小学校5年生 佐藤凛さん
講評:中七の「理科で習った」という実体験が表現されていて良かった。とてもすっきりと表現された良い句と思う。
「汗の玉高鳴る鼓動バトン待つ」
愛媛大学教育学部附属小学校4年生 平橋采武さん
講評:汗という季題が生きている。緊張感が伝わってくる句である。
「日焼けした靴下のあとくっきりと」
伊賀市立阿山小学校4年生 前田にこ菜さん
講評:日焼けしている足の様子が目に浮かぶように表現されている。
「夏休み火おこしカレー初挑戦」
長久手市立北小学校6年生 寺尾陽登さん
講評:日頃はできない体験を夏休みにしたことが句の中に初挑戦としてうまく表現されている。
選者:東構東子、福山良子、森岡秀美 共選(敬称略、50音順)
全体講評:力作が多く選ぶのが難しかった。特に3年生に傑出した句がみられた。部活動や学習活動など学校生活の中で題材を見つけ季語を上手に生かして俳句にしている作品が多くみられた。又、家庭生活の中で自分が感動を受けた場面をうまく捉えた新鮮な俳句も目立った。特選入選とも季語の選び方が多彩で巧であることに驚きを感じた。どうかこの機会を通じて俳句を好きになって、たくさん作って発表してください。皆さんの若い力に期待しています。
「まつさらな進路調査書雲の峰」
宝塚市立御殿山中学校3年生 武田奈々さん
講評:季語の「雲の峰」は聳え立つ山のような入道雲のこと。季語は夏である。中三の夏、学校で配布されたまっさらな進路調査書。どんな未来に向かって行こうか、調査書に記入するのは自分自身である。未来ある若者が自分の未来を胸を張って見つめている。まぶしく輝く雲の峰が若者の姿と重なり力強さが伝わってくる。「まっさらな進路調査書」と「雲の峰」の取り合わせはすばらしい。進路をひかえた中三の一人一人にエールを送りたくなる俳句であり、選者一致の特選句となった。
「兄帰省家の灯りが1つ増え」
古賀市立古賀東中学校3年生 柴田美海さん
講評:大好きな兄が帰省し家の灯りが一部屋増えた。心にも灯りが増えたことだろう。あたたかい句である。「1つ」は「一つ」に。
「打水や地面に描く水墨画」
神戸大学附属中等教育学校2年生 布施孟流さん
講評:打水をしたところ乾いた地面がまるで水墨画のように感じられたという感性の豊かな句である。
「春雨やずぶぬれのままノック受け」
古賀市立古賀東中学校3年生 石井杏さん
講評:春雨にずぶぬれになりながらノックを受ける作者の一生懸命な姿に心を打たれる一句である。
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会では、芭蕉さんの理念や俳句の魅力を広め、芭蕉さんのふるさと伊賀市を全国に発信するため、「俳句が似合う芸能人コンテスト」を実施しました。
「俳句を詠む姿が絵になると思う」「普段は体育会系なのでそのギャップが良い」など、それぞれの感性で「俳句が似合う芸能人」を選びウェブフォームから投票していただきましたので、その結果を発表します。
総合順位
年代別1位
職種別1位
イベント告知や、写真をアップしていきますので、ぜひフォローしてください。
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会では、より多くの人に芭蕉さんの人柄と作品の魅力が伝わるよう「芭蕉さんガイドブック」を作成しました。記念事業イベントなどで配布するほか、市内公立小中学校の皆さんにお配りしています。
体裁:A5判 44ページ フルカラー
「芭蕉さんガイドブック」を希望される方は、芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会事務局 伊賀市文化振興課までご相談ください。
芭蕉クンが、ふるさと伊賀で行われるイベントに参加したり、さまざまなゆかりの地を訪れます。芭蕉クンの旅日記は伊賀市公式フェイスブックで公開しますので、ぜひご覧ください。
芭蕉翁生誕380年記念事業にみなさまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。
お寄せいただいた募金は、芭蕉翁生誕380年記念事業に活用させていただきます。
2024(令和6)年7月1日(月)から12月20日(金)まで
芭蕉翁記念館(伊賀市上野丸之内117-13)
口座振込などその他のご協力方法については、芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会事務局(伊賀市企画振興部文化振興課)までご連絡ください。
TEL:0595-22-9621 FAX:0595-22-9619 E-mail:bunka@city.iga.lg.jp
記念事業を盛り上げ、市民の皆さんと一体となって取り組むため、芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会では協賛事業(冠事業)を募集しています。
※協賛事業(補助事業)の受付は終了しました。
(1)冠事業とは?
イベントや行事、印刷物、自社商品などに「芭蕉翁生誕380年記念」の「冠」や「ロゴマーク」をつけていただき、生誕380年の気運を盛り上げていただくものです。
(2)補助事業とは?
記念事業に賛同する団体・個人などの実施主体が取り組む事業で、芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会の審査により、上限50万円の補助金を活用いただけます。
2024(令和6)年4月1日(月)~12月31日(火)
冠事業についてのお問い合わせは下記まで。
〒518-0873 伊賀市上野丸之内117-13
芭蕉翁生誕380年記念事業実行委員会 事務局
伊賀市企画振興部 文化振興課
電話:0595-22-9621
ファックス:0595-22-9619
Email:bunka@city.iga.lg.jp
伊賀生まれで伊賀だいすきっこの声優・女優の水田わさびさんをお迎えし、いが☆グリオくん、はいくちゃんと一緒に「俳句」を楽しむイベントを開催しました。
伊賀市役所企画振興部文化振興課(芭蕉翁記念館内)
電話: 0595-22-9621
ファックス: 0595-22-9619
電話番号のかけ間違いにご注意ください!