伊賀市の行政評価システムのしくみ(平成27年度)
- [公開日:2017年1月24日]
- [更新日:2017年1月24日]
- ID:150
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あしあと
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平成26年度からスタートする第2次伊賀市総合計画(再生計画)の進行管理を着実に実行するため、市長、副市長、部長等による春と秋の行政経営協議を中心としたマネジメントサイクルを構築しました。これまでの行政評価に加え、年度の中間にも評価を実施することで取組の進捗や社会状況の変化等を次年度予算に反映し、政策・施策を実施していきます。今後、この「伊賀市行政総合マネジメントシステム」を運用し、ムダを省きながら効果的・効率的な行財政運営を行っていきます。
行政評価の中でも、市民意識や目標指標の達成度合いを把握し、その取組の効果や課題、進捗度などを点検・確認することを「施策評価」と呼び、事務事業の見直しに反映させることで、より効果的・効率的に施策を推進するものです。
第2次伊賀市総合計画(再生計画)に位置づけられる全107施策について、施策を担当する部長等が年二回(中間評価と年度末評価)の「施策評価」を行い、施策を構成する事業の見直しを行います。
「施策評価(中間評価)」では、平成26年度の上半期の進捗状況や、まちづくりアンケート結果、社会状況の変化等の中間評価結果を確認するとともに、平成27年度に向けた重点化施策や、施策を構成する事務事業の方向と強弱を決定するための「秋の行政経営協議」を行い、予算要求へつなげます。
「施策評価(年度末評価)」では、平成26年度の取組評価から成果と残された課題を洗い出し、平成27年度の施策目標を再確認するとともに、平成27年度の行政経営方針を策定するための「春の行政経営協議」を行います。
再生計画の進捗状況や達成状況を把握し、施策の目標や課題を共有することで、構成する事務事業の改善などにつなげます。
また、施策が政策にどれだけ貢献したか、施策を構成する事務事業の重要度合いや優先度を違った目線で評価することで、事務事業の改善や廃止を行うことが可能です。
さらに、施策の達成状況を測る目標を数値で示すとともに、現在の取組や課題、今後の取組方針などを公表することで、市政の透明性の向上および、市民に対する説明責任を果たすことで、市民が主体となる行政運営を行います。
行政評価の中でも、各課の業務活動の基本単位である事務事業について、事業を執行した職員が自ら一年間を振り返り、必要性、有効性、効率性の点から評価することを「事務事業評価」と呼び、その評価結果からわかる課題とその改善方策を翌年度の事業または翌々年度の事業に反映させるものです。平成26年度末に、平成26年度に執り行った事業を振り返って、事務事業を担当する課長等が事務事業評価を実施します。
ただし、約1,000の事務事業を全て評価対象とはしておらず、「計画の推進(施策コード7千番台)」を構成する事業や、人件費、公債費や給付費、一般事務費、積立金、還付金、予備費など、行政内部だけを対象とする事業、また、議論・裁量の余地が無く、施策を構成しない事業を対象外としています。
全ての業務は「手段」であって、活動することそのものに目的はなく、成果を生み出すことに「目的」があります。
しかし、業務を遂行した結果どのような成果が生まれるか、あるいは行政サービスの受け手がどのようになるかについて、あまり意識をせず業務を行いがちです。そこで成果を意識した計画立案を行うことや、活動した結果を成果という観点から確認・共有化するために事務事業評価を行います。
また、市の提供する行政サービスは市場競争にさらされていないため、予算額を削減することばかりに意識がいってしまいコスト意識は薄くなる傾向があります。しかし、限られた行政資源(ヒト(人員)・モノ(資産)・カネ(予算=市民の税金))を使い、最大の効果(市民満足)を導き出すためには、市民が求めるものを効率的・効果的に提供していくことが重要です。職員一人ひとりが、行政サービスにかかるコストを認識すること、さらには最少のコストで最大の成果を生み出す仕組みを作り上げるためにも、事務事業評価に取り組みます。
左:施策評価
右:事務事業評価
行政経営報告書
施策評価シートは下表の「政策」からも確認可
事務事業評価結果
事務事業評価シートは下記添付ファイルの「事務事業」から確認可
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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11 健康寿命が長く、安心な医療が受けられるまちづくり | 1101 市民主体の健康づくり活動を支援する体制づくり |
12 子ども・高齢者・障がい者などへの見守りと支えが十分なまちづくり | 1201 官民協働による、新たな福祉の総合相談支援を行う体制づくり |
13 子どもを安心して産み、育てられるまちづくり | 1301 地域における子育て支援事業の充実 |
添付ファイル
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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21 自然災害や重大な事故などさまざまな事象に備え、安心して暮らせるまちづくり | 2101 さまざまな災害を想定した体制づくり |
22 自然を守り、自然と調和したまちづくり | 2201 環境保全意識の高揚・啓発 |
23 環境に配慮した生活環境が整うまちづくり | 2301 効率的な収集ができる体制づくり |
添付ファイル
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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31 地域資源とおもてなしの心を活かした観光のまちづくり | 3101 観光・物産情報の発信と、市民ぐるみの誘客とPR |
32 人と人とがつながる元気な農林業のまちづくり | 3201 持続可能な農業の推進 |
33 中心市街地と各地域が連携した賑わいあるまちづくり | 3301 中心市街地の魅力を発掘し、市内外へ発信する体制づくり |
34 地域性を活かしたモノづくりと新たなサービス創出が活発なまちづくり | 3401 地域産業の高付加価値化 |
35 だれもが働きやすく、働く意欲が持てるまちづくり | 3501 働く人の意欲に応える多様な就業・雇用の促進 |
36 多様な主体が地域課題を解決するため起業できるまちづくり | 3601 コミュニティビジネスなどの起業の普及啓発と支援 |
添付ファイル
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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41 歴史文化や風土と調和した、秩序のあるまちづくり | 4101 効率的で持続可能な都市構成をめざした制度づくり |
42 市内外の交通インフラ整備により、人・モノ・情報の流れが活発なまちづくり | 4201 市内幹線道路・生活道路の整備 |
添付ファイル
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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51 あらゆる差別を許さず、互いの人権を尊重するまちづくり | 5101 人権意識の高揚 |
52 女性がより一層活躍できる男女共同参画のまちづくり | 5201 あらゆる分野における男女共同参画 |
53 将来を支える子どもたちが充実した教育を受けられるまちづくり | 5301 個性を伸ばし、夢を追い求められる教育を推進する体制づくり |
54 生涯にわたって学びの機会が持てるまちづくり | 5401 生涯学習活動の推進 |
添付ファイル
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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61 文化の違いを尊重し、多文化が共生するまちづくり | 6101 多文化共生施策の充実と推進体制の整備 |
62 文化活動やスポーツ活動が活発なまちづくり | 6201 豊かな感性を育む文化・芸術意識の高揚 |
63 地域活動や地域産業などの担い手が育ち、活躍するまちづくり | 6301 市民活動支援機能等の充実 |
64 地域活動や市民活動が活発なまちづくり | 6401 協働意識の醸成 |
政策
政策CD・政策 | 施策CD・施策 |
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711 地域内分権の推進 | 7111 多様な主体で担う公共のしくみづくり |
712 情報共有と市民参加 | 7121 情報化と広報機能の充実 |
721 財政の的確な運営 | 7211 持続可能な財政運営の推進 |
722 市民の期待に応えられる人・組織づくり | 7221 住民サービスに資する職員育成のための人事制度構築と運用 |
723 行政の自立的な運営 | 7231 自立的な市行政の運営 |
724 進行管理のしくみ | 7241 総合計画に基づく市政の進行管理 |
添付ファイル
伊賀市役所デジタル自治推進局
電話: 0595-22-9622
ファックス: 0595-22-9672
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