初夏の企画展「四国遍路の旅」伊予編 【伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎】
- [公開日:2026年4月30日]
- [更新日:2026年4月30日]
- ID:13482
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穐月明《四国八十八ヶ所 御仏と寺》より
穐月明氏は、六十歳を迎える直前に四国八十八箇所をすべて巡礼し、各寺院と本尊を描き尽くす大作「四国八十八ヵ所御仏と寺」に取り組みました。彼の生涯にわたる遍路文化への深い思いと、故郷である伊予国の実報寺に対する愛着がこの作品には込められています。
実報寺は番外礼所として多くの巡礼者を迎える寺であり、穐月にとっては幼少期から親しんできた遍路の思い出の場所です。彼のこの連作は、特に高知の土佐塾からの依頼を受けて制作され、昭和六十三年十一月に発行された図録『四国八十八ヶ所 御仏と寺・土佐部』には、依頼者の願いとして「土佐に、四国に縁りのあるものを残したい」との思いが記されています。
穐月はこの依頼に応え、依頼者の所在地である高知から制作を開始しました。制作途中、重い病に見舞われながらも、10年以上にわたり八十八ヵ所すべてを描き続けました。特に、彼の故郷・伊予の礼所を描いた作品群は、手術後に完成したものであり、故郷への強い思いと、風景や空気、遍路道を行き交う人々の姿を丹念に描写することで、彼の精神と願いが込められています。
この作品は、穐月の生涯最大の仕事の一つとして結実し、各寺院の風景や人々の営み、そして本尊の像容を通じて、幼少期から心に抱き続けた「四国遍路」の精神と記憶を後世に伝えています。
何百年にもわたり、多くの人々がそれぞれの願いを胸に歩き続けてきた四国の遍路道。その風景と人々の営みを、この作品を通じて感じ取り、巡礼の旅を楽しんでいただければ幸いです。
〈前期〉令和8年5月22日(金) ~ 6月8日(月)
〈後期〉令和8年6月10日(水) ~ 6月29日(月)※一部展示替え
※開館時間は午前10時から午後4時30分(入場は午後4時まで)
※火曜日は休館です
一般 300円 高校生以下無料
初夏の企画展「四国遍路の旅」土佐編 チラシ
穐月明の故郷の話も交えながら四国八十八ヶ所・伊予を案内します。
日 時:〈前期〉令和8年5月30日(土) 午後1時30分~
〈後期〉令和8年6月20日(土) 午後1時30分~
申 込:不要 ※観覧料のみ必要
解 説:学芸員 穐月大介
四国八十八ヶ所は古くから憧れの巡礼道で、各地に四国八十八ヶ所を模した巡礼道が作られました。
今回は伊賀四国八十八ヶ所の阿保~比土を歩きます。
日 時:令和8年6月7日(日)午後1時から
定 員:先着15名(予約制)
参加費:300円(拝観料、資料代等)
申 込:令和8年4月25日(土)午前10時~令和8年5月24日(日)午後5時
青山ホール(0595-52-1109)
(公財)伊賀市文化都市協会 電話:0595-22-0511
伊賀市 ミュージアム青山讃頌舎 電話:0595-52-2100
伊賀市役所地域力創造部文化振興課
電話: 0595-22-9621
ファックス: 0595-22-9694
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